マニアックな山(毛勝山)を暑さに耐えて西北尾根から

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昨晩は、「永遠の零」にはまってしまい、12時近くまでテレビにくぎ付け。
やはり今週は山に行きたくて仕方ありません。昨日は、午後から夏休みをとって岩魚と遊んだし、どうするか悩むところです。
こんな時は、近くの山に行くに限ります。
地元の山でもある「毛勝山」は、春に阿部木谷をつめて山頂に行き、スキーで滑降する山スキーで有名なところです。
ですが、岳友会の方々の努力により、西北尾根に夏道がつけられています。

スタートの片貝川車止めは、標高が約730m。毛勝山の山頂は2414mですので早月尾根に匹敵する勾配です。
この夏道は地図には載っていません。地元の登山家だけが楽しめる山のはずです。(最近は県外の方も訪れるようになりました。)
今日の登山者は、私を含め6名。地元2名と横浜から4名のパーティー。
山の中で迎えてくれるのは、猿ぐらいです。(ボス猿は人間が近づいても逃げようとしません。)
1900m地点一帯では、猿のファミリーが私を迎えてくれます。その内にボス猿が若い雄猿を撃退する場面に遭遇。
その迫力はものすごいものでした。
昨晩の映画「永遠の零」のおかげで、起床が4:00 家を出たのが4:45で現地到着が5:30と、少々のんびりムード。
今日は、下界は35度を上回るとか。本来は4:00頃には現地に到着し、4:30スタートが望ましいのです。
大幅に遅れ、5:43の出発となりました。この1時間の違いは大きく影響します。
この西北尾根コースは、スタート直後に急登があります。ここを涼しい時間帯にクリアーし、体力を残した状態で長い尾根に入るのが理想。
現実はその逆。最初の急登で暑さにやられ体力を消耗してしまいます。一応ザックの中には4リットルの水を用意。暑さ対策も考えてきました。途中に早月小屋のようにポカリを買うことができないクロート好みの山です。
本当に自分の実力が試される山なのです。
この西北尾根(夏道)もしっかり草刈りが行われ、整備されています。迷いやすい場所には必ずピンクのテープが巻かれ、初めての方でも大丈夫な状態になっています。
ただ、小ピークが連続するため、クワガタ池(池塘)までの長いこと。
今は、残雪も残っているため、テントを担いで一泊するのも楽しそうです。横浜からの4名はテント泊のようでした。
猿に襲われないといいのですが。
暑さに耐えての5時間のハイクでした。山頂の新しい看板がなくなっています。強風で飛ばされたのか。少々残念でした。
今日も、山頂から剱岳を拝むことができました。後ろ立山連峰の山々もくっきりと見え、山頂での滞在を楽しむことができました。
夏のこの時期に来るコースではなさそうです。
4年ほど前に、紅葉を見にこのコースを天狗蔵君と来ています。秋のほうが気温も上がらず、快適なハイクができたことを覚えています。
山頂に滞在していると、下からガスが湧き上がってきました。
11:12下山を開始します。下れば下るほど、気温が上昇します。持ってきた4リットルの水も底をつきそうな勢いで飲むしかありません。自分の汗で体を冷やしながら下っていくのです。雪渓の下に水が流れているのを発見し、ハイドレーションに水を追加。なので今日は、4リットル以上の水分を摂取したことになります。
標高1800mあたりから頭もくらくらするぐらいの暑さに。帽子を水で濡らして頭を冷やしながらの忍耐の下りとなりました。
約4時間かけての下りでした。なかなかペースが上がりませんでした。(これでは、天狗蔵くん、大ちゃんにはついていけません。いや、ついていくのを諦めました)
たまにも過酷な条件の中での山行を経験しておかなければなりません。
炎天下での山行に欠かせないもの。
①水分(3リットルは必要)
②速乾性のシャツ(汗が気化する時に体温を下げてくれます。)
③帽子(できれば後頭部も隠せるもの。濡らしてかぶれるもの。)
④塩飴(水分と一緒に摂取)
⑤何より涼しい時間帯の行動

今日は、筋肉に痙攣がこなかったことが嬉しかったです。いろいろ配慮した甲斐がありました。とにかく暑さに耐えた忍耐の山行となりました。
レッドバロン単独行

片貝~夏道毛勝山H27.8.1軌跡

往路:5時間01分  山頂滞在:28分  復路:3時間53分 計:9時間22分

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5:43 車止めをスタート。整備されていました。

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今日もトトロの樹にご挨拶。

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5:50 登山口に入ります。

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急登の40分

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「ソバナ」  ツリガネニンジンとは違うと思うのですが。

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6:32 急登終了。

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笹をかって整備された跡。 感謝の言葉しかありません。

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太陽が上がり、急激に気温も上昇。

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ハクサンオミナエシ

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雪渓をつめて行った右「駒ヶ岳」 左「僧ヶ岳」

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長い尾根が続きます。

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8:33 大岩を通過します。

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ホシガラス 全長35cm。全身黒味の強い褐色で、白い斑点が沢山あります。翼は短めで幅広。なのでフワフワと直線的に飛行します。しわがれた声で、「ガァー ガァー」と鳴きます。雑食性でハイマツの実、昆虫、鳥の卵や雛、など何でも食べてしまいます。ハイマツの実を貯蔵しておくこともします。日本では北海道・本州・四国の亜高山帯・針葉樹林で繁殖します。繁殖期が早いので本種の巣が見つかった例は少ししかありません。一般的には留鳥ですが、標高の低いといころなどに移動しているものもいます。昔から登山者にはよく知られており、「岳鴉(だけがらす)」の名で呼ばれています。
引用HP:サントリー愛鳥活動

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迷いやすいところには、テープが巻かれています。

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最盛期が終わったイワイチョウ

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猿がお出迎え。 まったく逃げません。3mほど横を通過。

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まだ尾根は続きます。小ピークをいくつもクリアー。

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後立山連峰

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10:00 クワガタ池を通過

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ここに来て初めて山頂が見えます。

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もうすぐ山頂。

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が見えてきます。

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10:44 山頂に到着

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山頂の看板がなくなっています。

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釜谷 猫又方面。

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左が鹿島槍ヶ岳

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鹿島槍ヶ岳  五竜岳

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白馬岳~朝日岳方面

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今日もカップヌードルでエネルギー補給。

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ガスが下から湧き上がってきます。

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11:12 下山開始

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ハクサンコザクラ

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11:35 クワガタ池通過

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オオバキスミレ

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迷いやすい十字路 テープと木の枝でわかるようにしてあるのですが。
この辺りで猿の雄同士の勢力争いに遭遇。

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キンコウカ

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風雪に耐えた姿。

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大岩通過 この辺りから暑さでバテてきました。

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横浜からの4人パーティー こんなマニアックな山にわざわざ来ておられるベテラン4人組でした。

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もうオオカメノキは赤い実を付けています。

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草刈の人たちはここに泊まっていたのでは。

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最後の急坂にあるロープ 

あまり利用しない方がいいのですが、疲れた状態ですので思わず手が伸びてしまいます。

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ここにもロープが。

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「タマアジサイ」

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14:59 登山口に戻ってきました。

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トトロの樹が目立ちません。

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15:05 車止めに戻ってきました。
この後は、川に足をつけてアイシング。
後半の1時間は暑さとの戦いでした。水分補給、塩飴によりクリアー。

“マニアックな山(毛勝山)を暑さに耐えて西北尾根から” への4件の返信

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    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    はじめまして
    毛勝山を5時間で詰めるのは脱帽です。
    私はクワガタ池まで6時間かかりました。
    おっしゃるとおり、最初の急登でペース配分が狂ってしまいます。
    尾根上が無風だったのも厳しかったです。
    おまけに7月11日はクワガタ池の上の雪渓が暑さでひどい状況でした。
    危険だと他の方からアドバイスいただき断念したので涼しくなった紅葉の時期に
    再度挑戦します!

  2. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    コメントありがとうございます。何処かでお会いしているのでしょうか。
    お会いしてなくてのコメントであれば嬉しいかぎりです。
    今回の西北尾根は、やはり秋がお薦めです。紅葉を見ながらがいいのですが、東又谷を詰めて、クワガタ池の横に登り上げることも計画してます。昨年途中まで行き、引きかえしましたが、最初から周回する計画もありかもしれません。
    テントを持ってクワガタ池の横で泊まるのもいいようです。
    何処かの山でお会いすることがあれば是非声をかけてください。

  3. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    真夏の単独毛勝お疲れさまでした。
    残雪期とは雰囲気が一変してますね。当然ですが(笑)
    この日は会社有志で白山に登ってましたが、
    下山の後半、登山口に近づくほど酷い暑さでもうグッタリでした。
    しばらくは暑さ対策が必須ですね~
    とりあず多めの水を持って頻繁に補給し、あとは塩でしょうか^^

  4. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    > 今年は、ここにきて好天が続いているようですね。剣岳の素晴らしい写真がフェイスブックにどんどんアップされています。だたし相当暑いです。
    > 毛勝山は夏に行く山ではなさそうです。秋がいいようです。山菜ではなくキノコが採れるかも。
    > 週末山紀行さんは、白山が近いのでやはり白山に行く回数が多くなりますね。私は、剣が近いのでどうしても、北方稜線の山に足が向いてしまいます。こんなマニアックな山に横浜からわざわざ来られる方もいてびっくりさせられます。
    > しいて良いところ上げれば、混雑がなくマイペースで上がれること。スリリングな場所が多いこと。お猿さんに会えることでしょうか。

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