
土曜日のフェイスブックを見ていると、週末山紀行さんが魚津水族館(海抜0m)からロードバイクで馬場島へ。そこから登山で剱岳(標高2999m)を往復して水族館に戻るといった、超ハード山行を行ったようです。これを見るとムラムラと闘志がわいてきました。天気予報も概ねよさそうなことを確認し、私も剱岳1dayを実施することにします。(海抜0mからの自転車は無謀すぎる) 剱岳1dayも年に1度の恒例行事となっています。
1dayの基本は、できるだけ早出が必要です。2時に起床し食事をとって馬場島に向かいます。3時40分頃に到着。私の中では、何人も剣岳に向かう人がいると予想していましたが、駐車場には3台の車しかありません。出発準備をしているのは、もちろん私一人です。こんないい日に剱岳を目指さないのは、なぜなのでしょう。その理由がわかりました。この時期は早月小屋はまだオープンしていないのです。
早月小屋は標高約2200m地点にあるため、馬場島からは早い人で2時間30分、遅い人だと5時間はかかる場所にあります。なんせ急坂なため体力を使ってしまいます。基本は早月小屋で1泊して翌日に山頂をアタックし、戻って馬場島に下山する。といった山行となります。また、この時期はまだ雪が残っており、アイゼンやピッケルを持参しなければなりません。まだまだ夏山といった感じではありません。雪が少ない今年でさえも、微妙な雪渓のトラバースなど、ピッケルを突き刺してのハイクや下降が必要となるのです。今日は、最初からその覚悟はできていました。結局アイゼンは使用せず、ピッケルのみ使用で難なくクリアーすることができました。
スタートは、一人でしたが、途中大ちゃんが追いついてきて合流(大ちゃんとは、昨年源次郎尾根に一緒に行っているメンバーです。)ただ合流といっても山頂と早月小屋までの下りを同行しただけでした。登りも下りも彼のスピードに付いていくことは不可能です。山頂では私が来るのを待っていてくれ、一緒に写真を撮ったりして楽しい時間を過ごすことができました。山頂から早月小屋までの下りは、要所要所で待っていてくれ、雪渓のトラバースや下りで私の安全を確認してくれたようです。(ご配慮ありがとうございます。)
早月尾根の高山植物は、ゴゼンタチバナ・イワハゼ・ツマトリソウ・キヌガサソウ・ハクサンイチゲなどを確認することができました。まだ花の盛りには時間がかかるよです。
ここ早月尾根は本当に大好きな場所です。特に標高2400mを越したあたりからの尾根ハイクがたまりません。急登なのですがそれを忘れさせてくれる楽しさがあります。今日も右は、大日岳から室堂一帯を。左は北方稜線の山々と小窓尾根を見ながらの迫力満点の山行を楽しむことができます。6月の1day山行はこんなにゆったりと、山頂を独占できるとは思いもよりませんでした。明日から富山も梅雨入りとか、フライフィッシングといい、登山といい本当にこの二日間を充分満喫することができました。やっぱりアウトドア中毒患者です。
メンバー:レッドバロン・大ちゃん(途中だけ)
往路:6時間22分(早月小屋まで3時間28分 山頂まで2時間54分)
山頂滞在:28分
復路:4時間11分(早月小屋まで1時間37分 馬場島まで2時間34分)
計:11時間01分
4:00 ジャストにスタート
ここから急登が始まります。
暗闇の中を一人。少々不気味。
4:36 松尾平を通過します。
毎年 見るごとに崩壊が進んでいます。
5:13 通過
ユキササ
イワハゼ(アカモノ)
ゴゼンタチバナ
5:41 に通過
5:54に通過 この看板の位置はおかしい。200mを13分で登ったことになる。
ツマトリソウ
大ちゃん早すぎ 4:30スタートでもう追いつかれてしまった。この後も風のごとく去っていきました。
登山靴が重いとのこと。 いつもはトレランシューズです。

キヌガサソウ
7:07 池塘を通過
ミツバオウレン
シラネアオイ
早月小屋のヘリポートに到着
7:28 小屋はしっかり閉ざされています。
この辺りから楽しい尾根ハイクが始まります。
8:07 2400m看板を通過

タカネザクラ
雪渓のトラバースやハイクにはピッケルが重宝します。
ミヤマキンバイ
シナノキンバイ
ハクサンイチゲ
斜度的に一番やばいトラバース。

至る所に雪渓があります。
9:35 標高2800m地点を通過

まだまだ尾根が続きます。
獅子頭を通過
剱沢方面
山頂はあの向こうにあります。
大ちゃんから声がかかり 大日岳をバックに。
山頂に到着
大ちゃんと 山頂を独占状態。

八峰上半 行きたいです。
八峰下半
昨年行った源次郎尾根。
剱沢
10:50 下山しますか大ちゃん
さらば北方稜線
やっぱり早い
岩場を慎重に。
バランス感覚がいいのでしょうね。

私も負けじとついていきます。
この後やばい下りが待っています。

ここはたいしたことありません。
私も大胆に下っていきます。
ミヤマキンバイ
雷鳥が急斜面の砂地で砂浴びを始めました。
早月小屋への道 メイプルシロップのような甘い香りがします。
12:27 早月小屋を出発
コイワカガミ
13:42 1600m看板前を通過

こんな根っこが登山道にあり、つまずきそうになります。
14:08 1200m看板前を通過
杉の木の太い枝から他の木が生えています。
ニガナ
14:34 松尾平 看板前を通過 何とか14:00代でゴールしたい。
サンカヨウの実 綺麗な紫色
岩の上に藻が生え、その中から別の木が生えてきている。森のエネルギーを感じます。
14:55 登山道入り口に到着
芝生が綺麗に整備されています。
15:01 駐車場に到着。お疲れ様でした。
今回私が着用した白のウエアーは、「アンダーアーマー」のウエアーです。選んだ理由は、暑さ対策のためでした。速乾性のウエアーであるため、自分の汗が乾くときに体温を下げてくれます。今日のような日に着用を試みてみました。途中、半そでを一枚着ると暑く感じ、終始このウエアーのみで過ごすことができました。山頂ではかいた汗がどんどん渇き、快適そのものです。ただ問題は藪漕ぎなどでは表面が弱いため破れる可能性が高いことです。これからもいろいろ試してみたいと思います。

日曜日も好天だったのですね。
当たり前ですが、咲く花や残雪の様子は前日と同じですね^^
高い山も雪が減っていよいよ夏山本番ですね~
2400mからの岩登りの話ありましたが、
私もあの岩場を登って、後立山や穂高の稜線を歩きたくなりました。
剣に登るタイミングを考えていましたが、週末山紀行さんにスイッチを押してもらった感じです。一緒に穂高の稜線コラボお願いします。