2日目 三俣山荘から黒部五郎岳・北ノ俣岳 試練と忍耐の雨山行

6.35
三俣山荘でテレビを見ていると15日は、昼12時ごろから雨が降ってくるとのこと。今回は、久々にレインウエア―を着ての山行になりそうです。朝食を食べてからの出発を予定。12時頃に太郎平小屋に到着する計画を立てました。とにかく雨が降らない間に何処まで行けるか。北ノ俣岳までもってくれることを祈るのみです。

三俣山荘は、ちょうど十字路に当たる場所に立っています。黒部五郎方面、雲ノ平方面、鷲羽岳方面、双六岳方面となっています。ということは本当に四方を山に囲まれた秘境の地にある山小屋です。そんな三俣山荘から今日は、悪天候を覚悟しての山行です。気分は山奥からの脱出といったところでしょうか。天気が良ければ素晴らしい眺望を満喫することができるのですが、今日はガスでそれも期待できません。なのでOkidoki君には、疲れた身体に鞭を打ちながらの「試練と忍耐」になりそうです。そんな彼を励ましつつ5:30三俣山荘を後にしました。

これまで10時間を超える山行を経験していない彼にとっては、自分の限界を伸ばす良いチャンスとなるでしょう。そんな体育会系の山行です。(なんせ順天堂大学陸上競技部出身なので) スタートから1時間のだらだらとした登りは、大腿部に相当の疲労がある彼にとっては都合が良かったようです。登りよりも下りの方が辛そう。黒部五郎小屋への下りで相当筋力を使ってしまい膝ががくがく状態のようです。7:04約1時間30分少々で黒部五郎小屋に到着です。

ここからは、とにかく辛い身体に鞭を打って黒部五郎岳をクリアーしなければなりません。中俣乗越まで行けば、後はだらだらとした上り下りの連続なのです。今日一番の頑張りどころでしょう。黒部五郎岳へは、カールコースをたどることにします。天気が良ければ稜線コースでもよかったのですが少しでも体力温存と考えました。ただ、カールコースも肩に登るまでは急登が連続します。そこは頑張るしかありません。

8:50 黒部五郎岳の山頂に到着。しかしまったく何も見えませ。ここまでは雨も降らずに我慢してくれましたが、黒部五郎岳から下り始めたところで雨がぽつりぽつり。早々と降ってきてしまいました。レインウエア―を着て、中俣乗越を目指します。そこを過ぎれば勝手知ったる庭のようなコース。彼を励ましながら一歩一歩もくもくと前に進みます。

10:13中俣乗越を通過します。「多分この辺りだと思うのだが。」と話しているところに赤木沢から上がってきたパーティーに遭遇。尋ねると間違いなく中俣乗越でした。ここからはダラダラと登ったり下ったりが繰り返されます。

10:53赤木山を通過。一段と雨が激しくなってきました。横殴りの雨に耐えながら北ノ俣岳を目指します。11:36北ノ俣岳を通過します。後1時間で太郎平小屋に行けるでしょうか。微妙な感じです。

12:49少々遅れましたが、無事に太郎平小屋に到着することができました。レインウエア―を抜いて食堂でラーメンとお弁当をいただきます。ラーメンがでてくるまで我慢できずお弁当を食べてしまいました。しっかりエネルギー補給をして最後の下りに取り掛かります。

13:30太郎平小屋を出発。Okidoki君もエネルギーをしっかり補給し、元気が出て来たようです。いいペースでついてきます。樹林帯手前の三角点までは1時間17分でクリアー。ここで富山労山会の「機関車さん」と遭遇。鳶谷を制覇してきたとのことでした。やはり山をよく知ったベテランの方々です。また情報をいただきたいと思います。(ブログ楽しみにしています。)

三角点を通過する頃には雨も上がり青空がでてきました。ここから私にも最後の追い込みをさせてもらいました。約35分少々で樹林帯を走破。15:32登山口に到着することができました。なんとなく下りを早くしたいといった欲望に駆られてしまいます。もう少し年齢を考えた方がいいのかもしれません。困ったものです。17分遅れてOkidoki君も到着。よく頑張りました。自分の限界を超えた充実すぎる山行だったのではないでしょうか。もっと強くなり同行できるように鍛えてもらいたいものです。二人で奥黒部川一帯を心の底から楽しむことができ充実の山行となりました。

メンバー:Okidoki君・レッドバロン
2808014折立~薬師沢~奥黒部川~三俣山荘周回軌跡三俣山荘~中俣乗越:4時間43分 中俣乗越~太郎平小屋:2時間36分 太郎平小屋滞在:41分 太郎平小屋~折立:2時間02分  計:10時間02分

5.225:30 三俣山荘をスタート

6.04下りが辛そうです。

6.35素晴らしいチングルマの花園。

6.56やはり体重が膝への負担となっているよう。

7.04黒部五郎小屋でエネルギー補給

7.53面白い岩の塊

8.22黒部五郎岳の肩への急登。辛そうです。

8.45まだまだ私は元気です。

8.50ここをクリアーできれば大丈夫。

8.52

9.06太郎方面はこっち。山頂で方向音痴になってしまうよう。

9.07視界30m

10.00雨が降りだし、横殴りとなってきました。

10.09トウヤクリンドウ

10.5310:53赤木山を通過。

11.3611:36 北ノ俣岳を通過

11.37横殴りの雨

12.27赤くなったイワショウブ

12.28赤くなる一歩手前

12.35薬師岳が見えてきました。

12.36ここを過ぎれば小屋が見えるはず

12.4912:49 太郎平小屋に到着

12.50ゴアテックスのシューズは、まだ防水が効いて中まで水が入っていません。

13.07太郎平小屋のラーメン この暖かさがたまりません。汁まで飲み干してしまいました。

13.30さあ、折立に向かいますか。13:30出発

14.02少しずつ雲が薄くなってきました。

14.34青空もでてきました。

14.35剣岳も見えてきました。 見た目は槍の方が険しそう。

14.36真っ白のイワショウブ

14.45富山労山会の「機関車さん」と遭遇。よく山で会います。昨年は白木峰の山頂だったか。富山労山会の鳶谷のブログアドレス http://d.hatena.ne.jp/toyama-rouzan/

15.14太陽がでてきました。駆け足状態で下っていきます。

15.4915:49 Okidoki君が到着。お疲れ様でした。相当膝をかばっています。明日が心配です。すごい筋肉痛なのでは。もっともっとお互い身体を鍛えていきたいものです。

“2日目 三俣山荘から黒部五郎岳・北ノ俣岳 試練と忍耐の雨山行” への2件の返信

  1. お世話になりました。
    初日の景色は最高でしたね!

    時間を作って、しっかり足を作っていきたいと思います。

    足は、やっと筋肉痛が取れました。

    1. 楽しい二日間でしたね。1日目の日本離れした渓流を楽しめたのはよかったです。あれでもう少し岩魚が遊んでくれるとよかったですね。2日目はつらい登りとなりましたが、いい経験になったのではないでしょうか。もう少し体重を落とすともっと楽に歩けると思います。お互いトレーニングしていきましょう。順大陸上部の精神を忘れないように。!

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