夏山シーズン到来 八方・黒菱から五竜岳を往復 おまけで唐松岳へ ブロッケン現象がすごかった!

やっと夏らしい天気になってきた。昨年から温めていた八方・黒菱駐車場から唐松山荘を経由して五竜岳を往復。(帰りにおまけで唐松岳山頂)鎖場もあり、楽しい山行ができた。またまた沢山の花達と出合い大満足。行きでブロッケン現象も堪能。

今年は梅雨が明けるのが本当に遅かった。海岸あたりは雨が落ちないが、山では毎日のように雨が降っている。なので黒部川は、泥水が流れている。おそらく降水量がそこそこあるので、ダムの連携排砂も実施されているのだろう。

7月30日あたりからようやく梅雨明けの兆しが見えてきた。今週は、日曜日が仕事になっているので、土曜日に行くしかない。唐松山荘~五竜山荘までの区間をまだ踏破していないことが気になっていた。後ろ立山連峰にはそんな箇所がいくつかある。 ➀五竜岳~鹿島槍ヶ岳北峰 ➁白馬鑓ヶ岳~唐松岳 今回の唐松岳~五竜岳をクリアーできたので、今年度には➀➁をクリアーしたいと考えている。この二つのコースは、なかなか日帰りコースになりにくいようだ。

コースの険しさから一泊二日で行くべきだろう。ただ山小屋には泊まりたくない。やはりテン泊を考えていくべきだろう。

自宅を2:50頃に出発。黒菱駐車場に4:20頃到着。少しずつ明るくなってきた。ヘッ電はいらない状態。駐車場は5割がた埋まった状態。

4:37 準備をしてスタート。今日もゴロー登山靴にお世話になる。スキー場内を一気に上がっていく。

5:13 八方池山荘前を通過。ここまでに2組を追い抜く。出だしは快調そのもの。昨日もランニングしているおかげか身体が軽い。(ザックの中身も少ないのだが)今日は鎖場があるのだが、ヘルメットは置いてきてしまった。少々反省。朝日は気持ちよく照らしてくれる。高山植物も一気に元気になりそうだ。

5:46 八方池を通過。ガスがかかっていた白馬三山も顔を出し始める。数名のカメラマンが陣取ってベストタイミングを逃すまいと構えている。反対側の五竜岳はまだガスの中。時間も問題でどんどん見え始めると確信。

6:34 丸山ケルンを通過。五竜岳方面も綺麗に見え始める。今日は、夏山登山としては、「最高に楽しい日になること間違いなし」といった感じだ。7月19日に蓮華温泉~白馬岳を往復していたが、また違った花達に会えることが楽しみとなっている。

7:07 唐松山荘を通過。やはり登山者がチラホラと山荘から顔を出してきた。調度出発時刻といった感じなのだろうか。剱岳にかかっていたガスもとれはじめ、カメラを構える登山者が増えてくる。そんな彼らを横目に見ながら、休憩もとらずに五竜方面に舵をとった。すぐに鎖場が出てくる。標高も一気に落ちる。GPSを見ると標高2657m~2335m(黒岩岳鞍部)まで300mばかし下る。

7:35 鎖場をクリアーしたあたりは、調度谷からの風に乗って雲が湧き上がってくる。そのタイミングと朝日が反対側から照り付け、ブロッケン現象が一番現れやすい条件を作ってくれる。以前、岐阜の乗鞍岳(剣ヶ峰)から下って来た時に遭遇したブロッケンよりも後ろの風景を混ぜながら見ることができ、本当に神様が現れたように錯覚するほど鮮明だった。(思わずカメラのシャッターを押しまくり、動画も撮影。)

7:48 大黒岳手前の鞍部あたりから、穏やかな稜線ハイクが始まる。だらだらとした登りになり、ところどころにハクサンシャクナゲの花が出てくる。調度今が盛りといった感じだ。薄ピンク色が実にかわいい。

8:41 五竜山荘を通過。ここも休憩はとらずに山頂を目指す。以前来たときは1時間はかからなかったことを記憶している。五竜岳はガスの中となっている。とりあえずは10:00前には山頂に着きたかった。休憩を入れてしまうと筋肉が固まってしまい、脚が重く感じてしまう。なので水分補給はハイドレーションで常時行い、歩きながら行動食を口に運んでいる。自分的にはその方が楽に足が動いてくれる。登りではスタンスを意識的に狭くしてその分ピッチを早くする。下りが逆に大股で降りていく。そんな踏破方法を工夫しながらの山行が基本となってきた。

9:32 五竜山頂に到着。残念ながら何も見えない。写真を撮ってすぐに下山開始。昼食は五竜山荘で摂ることにする。やはり予想した通り、1時間かからずに山頂に着くことができた。五竜岳からの下りも早い。岩場といってもたいしたことはなく、すぐにクリアー。28分で下ることができた。

10:03 五竜山荘に到着。やはり登山者が少ない。山荘外のテーブルでゆったりといつもの食事。(いつも同じ食事になってしまうが、疲れた身体ですんなり入っていくのが、おにぎりとカップ麺。)もう少し工夫してもよさそう。

10:24 山荘を後にして、着た登山道を引き返す。前半はだらだらと下って、最後に一気に300mを駆け上がる。帰りの方が鎖場は楽しめた気がする。大黒岳鞍部から約1時間が今回の山行のメインディッシュといったところだろうか。

12:11 唐松岳山荘に到着。思わず「なんじゃこの人・人・人」「密状態やばい。」日焼け防止もあり、大黒岳鞍部あたりから覆面を装着していた。これが役立つ。唐松岳山頂に行くか迷ったが、ここまで来て寄らないわけにはいかないので、大混雑の登山道に勇気を出して踏み込んだ。

12:26 唐松岳山頂に到着。ここも長居は無用と、写真を撮ってすぐに下山。登山初心者の山ガールがキャンキャン叫んでいる。逃げるようにその場を立ち去った。そのまま八方尾根へ入っていく。帰りは高山植物の写真を撮りまくることにする。印象的には、まだまだ少ない気がした。ウメバチソウを発見することができなかったし、ハクサンシャジン・タカネマツムシソウあたりの花の数もまだまだ少ないように思われた。八方尾根は、大股でとばしながら下ることができる。かわいい花があると立ち止まって写真を撮る。この繰り返しだが、楽しい。

13:44 八方池を通過。帰りは池の方へ降りてみる。ここも密状態となっていた。花の写真を撮ってすぐさま退散。

14:15 八方池山荘に到着。売店で思わずソフトクリームを購入。その後食べながら下っていく。これが本当に美味しい。疲れた身体の細胞にしみ込んでいくようだ。この辺りからやはり膝頭に疲れが感じ始める。痙攣もきそうなので、90歳になるおやじからもらった「黄連湯」を一袋飲んでおく。

14:51 黒菱駐車場に到着。流石にスキー場の下りのセメント道路は急なので、後ろ向きで降りたら楽なことが分かった。昨年から温めていた今回のコース。日帰りするのはもったいないようなコースだと思う。またまた往復約23㎞のロングコースだが、自分的には大満足な山行となった。

レッドバロン単独  踏破距離:22.939㎞ 総山行時間:10時間14分

往路:(黒菱~唐松山荘まで)2時間30分 (唐松山荘~五竜岳まで)2時間28分 計4時間58分 復路:(山荘での食事20分含む)五竜岳~唐松岳 2時間51分 (唐松岳~黒菱)2時間25分 計5時間16分 総計:10時間14分

4:37 黒菱駐車場スタート 少し明るくなってきた。

駐車場にはまだ余裕がある。

黒菱ゲレンデ上部の道路をハイク

トレッキングコースに入る。 シモツケソウが出迎えてくれる。

今日もゴロー登山靴にお世話になろう。

整備されたトレッキングコース 石畳状態。

ニッコウキスゲが綺麗に咲いている。

5:13 八方池山荘裏を通過。

朝日がさしてきた。 ガスが一気に抜けていく。

なかなか覚えれない ミヤマトウキ

しっかり説明書きがあるのがいい。

クガイソウ

5:27 誰もいない木道は珍しい。

マルハイワシモツケ

白馬三山のガスも少しずつ抜けていく。

帰りが人で混雑が予想されるが、だれもいない。

5:35 通過

5:40 通過

白馬鑓ヶ岳が姿を現す。

八方池が見えてきた。

5:46 八方池通過 写真を構えている人が数名。

八方池を振り返る。

おそらく大ちゃん達が良く滑っている尾根から五竜方面の斜面。

5:56 ダテカンバ林に入る。

ミヤマキンポウゲが綺麗に咲いている。

6:18 尾根に登り上げていく。

オオヒョウタンボク  赤い実を二つ付ける。

6:34 丸山ケルンを通過。 雲海が綺麗。

白馬岳が姿を現す。

五竜方面も見えてきた。

白馬三山が見えた。 白馬鑓ヶ岳 杓子岳 白馬岳

左側は、五竜岳の山頂が見えてきた。

不帰の嶮 雪はCルンゼ?

五竜岳の全容も見えてくる。

不帰の嶮からの稜線。 まだ通過していない。今年行きたいルートの一つ。

7:01 唐松に続く稜線を行く。

ミヤマダイコウソウのバックに唐松岳

7:05 唐松山荘上部に到着 剱岳から立山三山が見えてきた。

唐松岳と不帰の嶮

7:07 唐松山荘前を通過。 休憩なし。

7:12 五竜岳の全容が見えた。 いよいよ鎖場突入。

鎖場を下りていく。

剱岳山頂 裏剱

五竜岳の眺めが素晴らしい。

7:26 鎖場を通過。

一段と五竜岳の眺めがいい。

ブロッケン現象が現れ始める。

チシマギキョウ 花弁に毛が生えている。

こんなにはっきりとしたブロッケン現象は初めて。

思わず動画を撮ってしまった。

五竜岳までの稜線。後半はだらだら登っている。

7:41 だいぶ歩きやすい稜線。

7:46 鞍部を通過。

剱岳はやっぱり迫力がある。

カライトソウ

クロトウヒレンにとまる「クジャクチョウ」

7:54 五竜山荘への登り。

7:59 ペースを上げていく。

長野県側は雲の中。

8:12 看板を通過

シャクナゲが今が盛りと咲いている。

シャクナゲと五竜岳

ダラダラとした登り。ペースを上げていく。

8:31 通過

五竜岳がガスで見えなくなってきた。

五竜山荘の上部

8:41 五竜山荘到着 休憩なくすぐに五竜岳を目指す。

9:09 鎖場が出てくる

岩場を上がっていく。そんなに距離はない。

9:28 山頂につながる稜線に到着。

9:32 ガスで何も見えない五竜岳山頂。写真を撮ってすぐに下山。

9:56 やっと五竜山荘が見えてきた。

ミヤマコゴメグサ

群生している。

10:03 山荘に到着

外のベンチで早いお昼とする。いつもの食事。

今日もシーフード麺

コク深めのコーヒー

10:24 五竜山荘を出発。来た道を引き返す。

クルマユリ

ハクサンフウロが咲き乱れるお花畑。

ピンク オレンジ ホワイト イエローが目に飛び込んでくる。

ダラダラと前半は下っていく。

ここはスピードを上げて駆け下りていく。

イワツメクサ

エゾシオガマ

シャクナゲ街道

ヘリが飛んできた。長野県警のヘリ「やまびこ1号」かな。

10:49 看板を通過

ヤマハハコ

ミヤマアキノキリンソウ

タカネニガナ 黄色と白色

10:58 登りに差し掛かる。

ヨツバシオガマ

11:16 ダラダラと登っていく

11:28

タカネツメクサ

チシマギキョウ

この看板からストックをしまう。

急な岩場の登りの連続

花弁に毛がないのでイワギキョウ

11:48 一息入れる登山道。

登山ツアーの団体さんが見えた。久々の登山者。すれ違ったのは4名のみだった。

ベテランの女性の登山者が多い。

最後の鎖場 ここを抜けると唐松山荘が見えるはず。

12:06 唐松山荘が見えた。

またまたハクサンフウロ

登山者が多いので覆面着用

一応唐松岳の山頂も踏むことに。

12:26 山頂は密状態なのですぐに下山。何も見えないので来ただけで満足。

唐松山荘

Dルンゼが見えた。

八方尾根方面へ。

下をのぞき込む

12:42 八方尾根入口へ

ミヤマクワガタ

不帰の嶮

ハイスピード下山開始。

タテヤマリンドウ

今回も見つけた這松の赤い実

チングルマ

オニシモツケソウ

マルバイワシモツケ

ダイニチアザミ?

ハクサンシャジン

シモツケソウ

オトギリソウ

イブキジャコウソウ

ハクサンチドリ

タテヤマウツボグサ

タカネナデシコ

ハクサンオミナエシ

13:33 花の写真ばかり撮っていると時間がかかってしまった。

ホタルブクロ

ハッポウタカネセンブリ

八方池を周回

クガイソウ

タカネマツムシソウ

いつもより人が少ない

ハッポウウスユキソウ

ゼンテイカ

ギボウシ

ハッポウタカネセンブリ

ミヤマママコナ

14:17 クワット乗り場にある売店でソフトクリーム これが美味しい。

下りながら食べていく。

キンコウカ

黒菱駐車場への下り

前向きで下ると大腿部が悲鳴を上げてきた。 なのでたまに後ろ向きで下る。

駐車場到着

14:51 終了 楽しい山行でした。

追記:今回の山行でのゴロー登山靴のダメージ度

いい感じに足になじんできた。靴の先端が岩ですり減ってくるが、一つ一つのダメージもこの登山靴ならいい味になっていく。

登山靴をメンテナンスすると

いい感じに仕上がった。

“夏山シーズン到来 八方・黒菱から五竜岳を往復 おまけで唐松岳へ ブロッケン現象がすごかった!” への2件の返信

  1. 私も五年前に 同コースを歩きましたよ
    ➁白馬鑓ヶ岳~唐松岳<猿倉にチャリデポし、八方から入ると  
    ➀五竜岳~鹿島槍ヶ岳北峰<未明に扇沢出発し 五竜スキー場へ下りました 2台なら 日帰り容易ですが 電車~バスを使用し 扇沢へ(私は 五竜にチャリデポしました) 

    今シーズンの山スキーは 白山×4 大日岳×4 白馬岳 四ツ岳 他10回くらい・・・でした
    先週は一週間かけて 東北のお山を歩いて来ましたよ
    明日は 白山のご来光&お花松原 予定です
    アディショナルタイム!ホイッスルがなるまでは 楽しく 

  2. 愛宕師匠 アドバイスありがとうございます。今シーズン雪が無い中の山行回数にびっくりです。やはり標高の高い場所を狙っておられたんですね。
    五竜岳~鹿島槍ヶ岳の日帰り可能であることが分かりました。私に愛宕さんのような体力があるかどうか。少々チャレンジもしたくなってきました。テントをもってのんびり行くのもいいと考えてます。またご指導ください。いつまでもモチベーションの高い愛宕さんにびっくりさせられます。

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