今シーズン最後のパウダーを満喫「笹倉温泉~高松山~一ノ倉川滑降」でパウダーシーズンを締めくくる

3月も後半に入ろうとしている。東京では、桜の開花が発表され20度近い気温が続いて、山の雪も相当死んでしまった。19日の白馬乗鞍岳も新雪が降ったにもかかわらず、重いパックスノーになっていた。天狗蔵君から「21日の月曜日は一ノ倉川行きましょう。シーズン最後に行っておかないと後悔するので。」ということで決定。梅さん・秀さんも参加してのBCスキーとなった。

新雪は望めないとあきらめて、残雪期用のスキーを持っていくことにした。前日の夜は雨が降り、少々冷え込んではいたが、標高もそれほど高くないので、山も雨が降っているものと勝手に思い込んでいた。

4:50頃に笹倉温泉に到着。月がでているが、ちらちらと雪が舞っている。意外と冷え込んでいる。今日は、天候が回復してくるはずなので、朝は放射冷却も期待できる。

5:13 笹倉温泉駐車場をスタート。しっかり積雪がある。今日一番でスタートしたが、昨日のトレースが残っている。ありがたく利用させていただき、4人で快調にとばしていく。橋を渡って、七曲に入る。雪が多いので杉林の中をショートカットして標高を上げていく。新雪が15~20cmといったところだ。4人で「パウダーある。」と大騒ぎ。

6:01 七曲の最後のカーブを通過。平坦な林道をトレースに沿て進む。明るくなってくると、一段と冷え込んでくる。放射冷却で新雪の中の水分がどんどん吸収され、極上のパウダーが作られていく。

6:53 アマナ平の入口に到着。今日目指す高松山がくっきりと見えてきた。途中、テント2張りと雪洞を発見。私達が利用させていただいたトレースの方々だ。昨日は、高松山までトレースが伸びている。(一ノ倉川が心配になってきた)今日は、焼山の方にトレースが伸びていた。

7:09 渡渉地点を通過して尾根に取りつく。今年はやはり雪が多い。川はほとんど埋まった状態だ。年によっては雪が繋がっている場所を探して通過しなければならない時もある。今年はどこからでも通過できる。尾根の取りつきでエネルギー補給する。

7:43 焼山が見える場所を通過。ここまでが早かった。最初は天狗蔵君が引っ張り、途中から梅さんに交代。ガシガシ上がってきた。尾根がどんどん傾斜を増しながら細くなっていく。尾根の右側は、傾斜がきつく崩れる恐れがある。左側は、雪が溶けて亀裂が入っている場所が隠れている。調度尾根の真上を進むのがベストなのだが、なかなかそうもいかない。

8:08 細い尾根を慎重に登っていく。天狗蔵君が雪の状態を確認しなが進む。今までも何度もスキーをはずしてツボ足で上がった経験があるが、今日は、スキーを外して立つと大腿部まで雪に入ってしまう。スキーで登り上げた方が、楽だし早い。

8:37 天狗蔵君が右にジグを切っていく。絶妙な角度の3回の切り返しを入れていく。足場もしっかりしており、今日一番の難所をクリアーすることができた。

8:50 天狗蔵君が高松山山頂への最後の雪庇越えにチャレンジしている。2mほどの雪庇を崩して、足場を作ってくれた。その後ろの3人は、難なくクリアー。頼もしい。(いつも彼に助けられている。)

8:57 高松山山頂に登着。今日も素晴らしい焼山を見ることができた。シールをつけたまま、滑降ポイントの一ノ倉川源頭に移動する。

9:13 ドロップポイントに到着。滑降準備に入る。誰も滑っていない一ノ倉川は、今日も我々を受け入れてくれるのか。ワクワクしながら準備を進める。

9:32 天狗蔵君が先ずはドロップイン。20cmほどのパウダーを気持ちよく滑っていく。続いて梅さん。私、秀さんの順番で滑っていく。今日はセンター98cmのK2ウェイバックで来ている。ロッカーがきつくない分スピードがでる。途中でカメラを構える天狗蔵君の横を一気に通過。梅さんが待つ底の少し上まで極上のパウダーを満喫しながら滑降することができた。秀さん・天狗蔵君と私の前を雪煙を上げて滑っていく。いい写真が撮れた。

9:35 全員が合流。斜度も緩くなるので4人同時に滑降。私が最後に秀さんの滑降の様子をゴープロで撮影しながら滑っていった。ここも浅海川同様に真っすぐ滑っていくのが気持ちいい。

9:40 滝の上を通過。本来は高巻して通過しなければならない場所も雪で埋まった状態になっている。

9:43 Ⅴ字の谷もどんどんと開けてくる。平坦な場所を手漕ぎで進み、新田山鞍部に登り返す場所で食事をとることにした。

9:50 気温も上昇し、マッタリといつもの食事とる。今日のカップ麺は、19日と同じ、「ガーリック・チーズ・フォンデユー」これがマイブーム。

10:24 新田山の鞍部に向かってハイク開始。湿雪となっている。今日は早出での勝負が極上のパウダーを私達に与えてくれた。10分ほどで登り返し終了。滑降準備をする。

10:40 新田山の斜面を笹倉温泉に向かって下っていく。ここはもう湿雪・重ゆき状態。滑降で大腿部が悲鳴をあげてくる。とにかく我慢しなら、林道まで下った。

10:51 笹倉温泉の少し下の対岸に到着。スキーをザックに括り付けてチョロチョロ流れる堰堤の上を渡渉。道路に出て駐車場に向かう。

10:59 笹倉温泉駐車場に到着。午前中の思った以上にスピーディーで充実した山行となった。これまで天狗蔵君と二人は、一ノ倉川の一番いいところを滑って、高松山に登り返し、高松山からの滑降を楽しんできた。今日は、初めてのコースだったが、積雪が多い今年は、滝の心配をすることなくあっさりとクリアーすることができた。ラッキーである。

今日は、神様がくれた極上のご褒美(パウダー)を4人で満喫することができた。今回でパウダーは最後となるだろう。今シーズンは、たくさんのパウダーを楽しむことができた。私以上にパウダーを楽しんでいるのが、パウダーイーターの梅さんだ。関心するほど情報収取がうまい。動物的勘もある。梅さん・天狗蔵君・秀さんに助けられ、充実の山行ができた。感謝の言葉しか出てこない。

メンバー:天狗蔵君・梅さん・秀さん・レッドバロン 

総山行時間:5時間46分

往路(高松山まで):3時間44分 復路(食事時間33分含む):2時間02分

スタート地点標高:439m 最高地点(高松山山頂):1725m

5:13 笹倉温泉駐車場の上をスタート

昨日のトレースが残っている。

5:25 火打山川にかかる橋を通過

駐車場では、雪が舞っていたが、月が出ている。

笹倉温泉方面を振り返る。

七曲の林道をショートカットしてハイク。

山に朝日が当たり始めた。

6:21 昼闇山方面が明るくなってきた。

振り返ると、鉾ヶ岳(ほこがだけ)が綺麗に見える。

6:46 目指す高松山が見えてきた。

焼山も見えてきた。

6:53 アマナ平を通過

トレースを残してくれた方々の宿泊地 雪洞もある。

高松山に登る尾根に向かう

7:07 ここは渡渉ポイントだが、川の上だとはわからないほど雪がある。

天狗蔵君がガシガシ引っ張る

7:44 休憩後は梅さんが先頭。入れ替わり立ち代わり。昨日のトレースは無くなっていた。

7:53 焼山が見えてきた。

焼山の先端から噴煙

8:06 風が強くなってきたのでウエアー着用。

きわどいハイクを最初に上がった天狗蔵君が上から撮影 少々ビビってます。

今日も頼りになる天狗蔵君が先頭を行く。目指す高松山山頂。

8:27 傾斜がきつくなってきた。

きわどいトラダースに入る。 待機中の二人を焼山をバックに。

天狗蔵君が切ってくれたジグを慎重に上がる。見た目以上に傾斜ある。

8:48 最後の登りに差し掛かる。

8:51 雪庇を乗り越えようともがく天狗蔵君。ルートを開いてくれた。

雪庇に差し掛かった二人。

8:57 高松山山頂に到着 マスクを忘れた私は、こってりと日焼け止めを塗っている。

一ノ倉川源頭へ移動。

ドロップポイント到着。 いい雪でありますように。この後滑降準備に入る。

9:32 ドロップ・イン  ↓

梅さん気持ちよさそう

私のヘッドカメラからの動画 ↓   スマホの方はYouTubeから

ドロップイン直後 秀さん撮影

 

レッドバロンの滑り 板が残雪期用なのでスピードがでた。

秀さんの滑り

天狗蔵君の滑り スプレーあげすぎ!

いつもの雄たけびがでた。

ここからは4人で滑降。

 

9:40 おそらく滝の上を通過している。完全に埋まった状態。

谷が開けてきた。新田山の鞍部下まで移動。

新田山に登り返す場所で食事タイム

今日はこれ。

天狗蔵君からもらったチョコが美味しい。 コーヒーとぴったり。

食事後は梅さん得意のお昼寝タイム。

10:27 鞍部に登りあげる。

10:32 滑降準備に入る。

雪は重く硬くなっている。

10:47 広い林道に出た。

笹倉温泉の少し下に出る。

10:50 渡渉場所へ移動。

渡渉した堰堤

10:59 駐車場に到着。午前中で終了。ゆっくり笹倉温泉につかって疲れをいやすこができた。

“今シーズン最後のパウダーを満喫「笹倉温泉~高松山~一ノ倉川滑降」でパウダーシーズンを締めくくる” への2件の返信

  1. 楽しまれましたね。うらやましい。
    24日(木)に一ノ倉川を滑りました。
    夜に降雪予報が出ていたのでパウダーを楽しみにしていたのですが、ほとんどなくレッドバロンさん達の滑降痕がそのまま残っていました。
    クラストにべちゃ雪、体を鍛えられました。
    谷底の危険地帯、一気に通り抜けたい所ですが、板が滑らず時間がかかり恐怖でした。
    いつ雪崩にやられてもおかしくない状態で、一ノ倉川に入るときは状態をよく見極めてからにしないとダメですね。

    またひとつ、おりこうになっちゃったもん♪

    1. いいにか♪さんコメントありがとうございます。
      一日の違いで雪が相当変化していますね。私達が行った日も朝の放射冷却で雪が生き返り、パウダーに育ってくれていた時の滑降です。おそらく、あの日も12時を過ぎていたら重くなっていたかもしれません。タイミングはよかったようです。お昼を食べた新田山下の登り返しまで一気の移動でした。谷の中は、両サイドから雪が崩れる恐れがあるので、本当に気を付けないといけないようですね。

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