片やん・Mr剣士を誘って今シーズン最後のBCスキーへ。立山駅~室堂~大観峰が往復5500円と格安。これを利用して、タンボ平まで足をのばした。雪解けが早く、御山谷を少しだけ滑降し、後は登山道を利用して東一ノ越まで。タンボ平の最上部から最後のシャウダーを満喫することができた。
今シーズンの立山の雪解けが本当に早い。昨年は、同じ時期に雄山山頂に登って御前谷からタンボ平だったが、その時は雄山への稜線には雪が残っており、ツボ足で雪の上を登り上げた。今年は、まったく雪がなくなっている。一ノ越への登り口も、例年スキーで登り上げれるが、今年は外して上がっている。この状態を見て、タンボ平に雪があるのか不安になった。
前日に冷え込んだ影響からか、雪面が非常に硬くなっている。こちらの思いはザラメのシャウダーを想定し、ルンルン気分で滑降を楽しむ予定だったが、意外に雪面が硬いので、慌てて標高をあげることを避けた。
まずは室堂山に上がって、緩むのを待つことにした。天気予報は、晴れマークが出ており、太陽が射してくれば一気に緩むと判断した。
7:00 立山駅を出発。今回は、「立山黒部アルペンルート観光キャンペーンプラン」で、立山駅~大観峰往復が5,500円となっている。これを活用させてもらった。帰りの黒部平駅から大観峰までのロープウェイは、1,320円なので、計6,820円で往復できた。ケーブルカーの所要時間が7分間、美女平から室堂までのバス乗車時間が50分。待ち時間を合わせると約60分少々で室堂に到着となる。
8:10 予定通り室堂に到着。登山計画書を提出し、準備に取り掛かる。いつもスキー靴はバックに入れて室堂まで運び、待合室でスキー靴を装着してスタートしている。これが楽でいい。最近、バスの荷台にスキー・スキー靴とも入れてくれるようになった。
今回も、なかなかのアドベンチャーがあった。御山谷を少しだけ滑って、東一ノ越に向かう登山道を進むことにした。途中に雪の斜面が三ヶ所出てくるが、氷化した斜面となっていて、通過に苦労させられた。3名の内、2名はアイゼンを持っていたが、1名が持ってなかった。こうなるとアイゼンを持っていないメンバーに行動を合わせるしかない。ましてや氷化した部分が5mほどあるだけなので、アイゼンを付ける判断が難しい。結局、ピックで氷を砕いて、一歩一歩の足場を作って進んだ。後続の年配者の方々もアイゼンは持っていないよう。私たちのグループが先頭で、トラバースのステップを作りながら東一ノ越を目指した。今日は、私たちの後をおよそ20名ほどが通過していたようだ。タンボ平が大賑わいだった。
私的には、少々アドベンチャーの部分があった方が、緊張した山行ができて楽しい。しかし、パーティーで山行している以上、装備はしっかり確認し、同じ行動がとれるようにしなければならないことを改めて知らされた。山は楽しい部分と危ない部分が混在する世界だ。安全な行動ができてこそ、アウトドアスポーツといえる。今回の経験を次に活かしていきたい。
メンバー:片やん・Mr剣士・レッドバロン 総山行時間:5時間34分

往路(東一ノ越まで):3時間13分 復路(食事・ロープウェイ・トロリーバス待ち時間等を含む):2時間21分

室堂:標高約2450m 最高点:標高2742m 黒部平:標高1828m
今回の山行は、あまり登るところがない、ラクチン山行。

6:30 トップで並ぶ。

7:00発に乗車。

美女平からゆったりのバス車内。

雪の大谷を通過 今日は15mとのこと。

8:10 室堂ターミナルに到着。すぐに登山届を提出。今日は、オソロの二人。(下が黒 上が緑)

8:21 ターミナル前をスタート。

そこへ「さっちゃん」登場。魚津岳友会のレジェンド。本当に精力的に山行されている。

まずは室堂山を目指して出発。

室堂山はダラダラとした斜面。大昔(42年前)、アルペンのスキーを持ち込み滑っていた。今はそんなスキーヤーは一人もいない。午前中10本、午後10本のノルマがあった。

Mr.剣士が遅れ始める。トレーニング不足か?(本人曰く、ストレス飲みの結果2kgオーバーとのこと。)

薬師岳をバックに一枚撮ってもらった。

滑りだすと元気なMr.剣士。

片やんは硬い雪に苦労している。

オガサカスキーの調子がよさそう。硬い斜面はやはり、オーソドックスなカービングの板がいいようだ。

トラバース気味に滑って一ノ越近くまで移動できた。(意外と楽だった)シールを貼ってハイク開始。

雄山の南西ルンゼも雪が少ない。5月中旬に何度か滑っている。

元気はつらつのMr.剣士。

雄山への登山道には、まったく雪がない。一ノ越に向かう登山者の多いこと。

龍王への登山道へ登りあげる。

二人が上がってきた。いつもならこの辺りも雪で覆われているはず。

登山道を上がっていく。


登山道の入口をめがけて滑降。まだまだ雪面が硬い。


龍王への登山道から外れて滑降。硬い斜面に3人とも脚はバイブレーション状態。


東一ノ越への登山道入り口。 登山道の所々に雪の斜面がでてくる。所々で氷化している。

二番目のレッドバロンは、踵で足場を作って進む。

氷化した斜面にビビり気味の3人 片やんも慎重に進む。



ここは余裕がありそう。

最後の斜面。ここも氷化した斜面。

先週付けられたステップが、薄っすら見えるが、役に立たない。Oからの挑戦。

けり込んでもびくともしない。硬い斜面だ。

後から年配の軍団が追いついてくる。


11:34 東一ノ越に到着。タンボ平の雪が繋がっているので一安心。


オソロの二人で。

滑降開始。
滑降動画 ↓ スマホの方はこちらからYouTube


レッドバロンはスピードを出して滑降。

Mr.剣士は、基礎スキーの技術を遺憾なく発揮。

片やんシャウダーを満喫!

トラバース気味に左側へ移動。

いい斜面を見つけて滑降。楽しい!


シャウダーをカービングで攻めてみた。

楽しさを全身で表現。スキーヤーは、少年になってしまうよう。

いつもながら慎重な滑降を心がける片やん。

またまたオソロです。その昔は基礎スキーの大会で一緒に競い合った。テクニカルプライズは、同じところで合格した。

上からの落石・落雪の可能性が薄い斜面を選んで、斜面にベンチを作っていつもの食事。

昨年も同じポーズで写真を撮った。

今日は、シーフードで。

もちろんコーヒーもいただく。 右から針ノ木岳 スバリ岳 赤沢岳 岩小屋沢岳

12:50 食事後、黒部平駅へ。

Mr.剣士は、40年間夢見たタンボ平滑降を振り返っているよう。

黒部平駅に到着。

12:55 スキーをビニール袋に入れて駅内へ。ザックに忍ばせるのならクロネコのスキー宅急便の袋がいい。

黒部平~大観峰までの片道切符を購入。1320円

13:20 ロープウエイ出発。

駅内からタンボ平の全容。

出発した後に全体が撮れた。

滑ってきた斜面。

13:40 トロリーバスに乗車。

必ずすれ違う。

14:07 バスに乗車。室堂ターミナル出発。


15:13 美女平からケーブルで立山駅に到着。

トロリーバスの中で話しかけられ、楽しく会話させていただいた。スキーをこよなく愛しておられる「江川」さん。いろいろお話を聞くと、志賀高原で相当滑っておられたよう。70歳を越えてもコブにチャレンジする方でした。
特に印象に残ったのが、私が参考にしている本「山スキールートガイド105」の著者「酒井正裕」さんの親戚の方でした。これからもしっかり参考にさせていただきます。この本を参考に「室堂~奥大日岳~称名川~大日平」「片貝山荘~~東又本谷~滝倉山往復」等の山行をおこなった。称名川の中をスキーで移動できた経験は大きい。2015年5月17日に行っている。

どこかのフィールドでお会いすることを誓ってお別れした。いつまでもスキーを愛し続けていただきたい。また、私達の良きお手本として活躍していただきたい。


40年越しの願いを叶えていただき感謝感激であります。
・・・今更ながらアイゼンを持参しなかった愚かさを感じています。
ひょっとしたら滑落事故に遭うことになっていたかもしれないと思うと背筋が冷たくなります。 今後このようなことのないように肝に銘じます m(_ _)m
ハラハラしたところも含めて、楽しかったです。それが紙一重ですね。常に最悪の状況を考えると、本来は不要なものも持っていくようになり、自然にザックは重くなります。そのザックを担いでこそ、楽しみが倍増しますね。また行きましょう。