連休で大混雑の室堂へ 剱御前小舎を起点に剱沢・雷鳥沢の滑降を満喫!シャウダー最高

連休の後半は、天候が悪くなる予想。天狗蔵君から、田植えが終わったので何処へとのお誘いがあった。先週の立山は、ストップスノーで条件が良くなかったようだが、ここ数日の好天で、雪質も変化しているはず。雷鳥沢でテン泊の知り合いからもザラメ雪で滑りやすいとの情報があった。ここは、大混雑が予想されるが、剱岳を眺めながらシーズン終盤のスキーを楽しむことにした。

2023年の雪の大谷の積雪は、アルペンルート開通時に13mしかなかった。2021年・2022年と18mあったので、5mも低いことになる。こうなると残雪期のスキーを楽しむ場所も限られてしまう。6月の薬師岳方面でシーズン終了の予定だったが、太郎平小屋周辺の雪も少ないようだ。なので今シーズンは、これが最後になる可能性が高い。

新型コロナウイルス感染症も8日に5類に移行される。これを受けて観光地の賑いは、どこも3年前に戻ってきている。立山アルペンルートも同じだ。大混雑が予想されたが、それを覚悟のうえで行くことにした。

以前と違ってWEBでのチケット購入がスムーズになった。チケット購入に早くから並ばなくてもよくなった。ただ、今回は、駐車場が空いているか不安もあり、立山駅に1時間前に到着することにした。ケーブルの乗車時間は7:20だったが、立山駅に6:20頃到着。予想した通り、上の駐車場は満車。下の駐車場にどうにか駐車スペースを見つけて止めることができた。

7:20 ケーブル乗車。行きは混雑もなく、美女平でのバスの乗車もスムーズだった。

8:20 室堂に到着。ターミナルでスキー靴にチェンジして、靴とスキーケース(ビニール袋)を待合室にデポ。階段を上がってスタートの準備に取り掛かる。

8:43 室堂ターミナルをスタート。感じたことは、意外とスキーヤー・ボーダーが少ないことだ。これまでの経験から、晴天で雪もいい状態であれば、もっと多くのスキーヤーが来ていてもおかしくない。観光客が多く押し寄せる予想から、敬遠しているのかもしれない。先ずは、室堂山荘横を目指す。

8:56 室堂山荘横で、シールを剥がす。右側の斜面を下りたところに開けた斜面を発見。下の資材運搬道まで滑降することにした。朝一から楽しい滑降ができた。そのまま資材運搬道を雷鳥沢テン場まで滑降。

9:03 剱御前小舎への登山道付近でシールを装着。何度も剱御前小舎へ登っているが、1時間30分ほどのハイク時間を想定している。

9:10 ハイク開始。今シーズンは、猫又山の8時間37分のハイク・毛勝山の6時間12分のハイク。とハード山行が続き相当脚力が鍛えられているようだ。快調にとばしていく。今日のハイク時間は、合計4時間は越えないと予想している。

10:27 剱御前小舎に到着。さすがに風が強い。いつもここは風の通り道になっていることが多い。小屋の裏に入ってシールを剥がして滑降準備に取り掛かる。剱岳が綺麗に見える。

10:38 滑降開始。朝から気温が上昇していたことで、残雪期に出会いたいシャウダー状態の雪になっている。ザラメ雪を細かくした感じで、結晶が一度なくなり、細かな氷の粒になっている。これがよく滑る。下の雪はそこそこ硬いので、スキーが潜ることがなく走ってくれる。天狗蔵君も一気に行ってしまった。私も後に続く。

10:43 テント場に到着。天狗蔵君から「片足スキーモードになってなかった。なんか斜面が硬いと思ってた。」と一言。一度止まった時に外れたのかもしれない。それにしても気持ちがいいシャウダー滑降だ。

10:47 剱沢小舎に到着。今日はここまでにして食事を摂ることにする。毎回変わらない食事だが、今回も剱岳をまじかに見ながらの食事は格別だ。

11:29 登り返しスタート。剱御前小舎を目指す。今回も快調にハイクすることができた。途中、大きなザックの登山者に話しかける。「どこから剱ですか。」の問いかけに「八峰から行ってきました。」と回答が。この時期は、雪が硬くアイゼンがよく効いて登りやすいとのことだった。やはり強者が多く集まる山域のようだ。

12:16 剱御前小舎に到着。47分で登ってきてしまった。すぐに滑降準備に取り掛かる。登ってきたときに天狗蔵君が滑降斜面を確認していた。いつもは、左に行くが、今回は、ハイクしてきた場所よりも右側へ行くことにした。

12:30 滑降開始。適度に緩んだ斜面を気持ちよく滑降っしていく。写真を撮るために構えていたが、天狗蔵君は一気に通過。斜面の切れ目で見えなくなってしまった。急いで後を追う。広がった斜面の上で待っていてくれた。「ここが一番だと思う。」と一言残してぶっ飛んでいった。上で見ていても気持ちよさそうだ。滑り終わった彼から「最高やよ。ちょっと湿雪になる。」との情報が入る。私も陶酔の世界に浸る。

12:45 滑降終了。二人で「よかった。満足した。シャウダー最高。」歓喜の言葉しか出てこない。またまたシールを装着して室堂ターミナルを目指す。

12:56 ハイク開始。雷鳥沢のテント場を横目に見ながら、雷鳥荘を目指す。

13:15 雷鳥荘横を通過。上の登山道には雪がなくなり、スキーを外して登山道を歩ていく。ミドリガ池を回ったところでスキーを装着。少し進むとまたまた雪が切れている。

13:35 みくりが池温泉下の榛松帯に雷鳥のつがいを発見。観光客の皆さんも写真を撮っている。

13:48 室堂ターミナルに到着。少々早いが、大混雑のことを考えて山行終了とした。毎年、立山の残雪期に来ているが、今日ほど条件が良かったのも珍しいように思う。1週間前はストップスノーだったようだ。時間は短かったが、気持ちよく滑れたのが最高だった。

ここからが大変。ターミナルの下に移動してビックル。美女平方面の列が、階段を上がって踊り場までつながっている。最後尾の看板を持っていた方も、「昨日とは全く違て今日は多いですね。私もびっくりしてます。」とのこと。本当にすごい人だ。

スキー靴を脱いでスキーをビニール袋に入れて列に並んだのが14:10。待たされてようやくバスに乗り込める場所まで来たところで、地震速報が入ってきた。室堂で震度2とのことで、点検が入り、バスの運行が一時ストップ。バスに乗り込めたのが15:05。美女平のケーブルで40分近く待たされ。ケーブルに乗れたのが16:40だった。大混雑に地震がプラスされて、室堂からの脱出に3時間ほどかかっている。二人は今日のスキーの楽しい思いに待ち時間も苦にならないぐらいに充実の山行となった。

メンバー:天狗蔵君・レッドバロン  総山行時間:5時間05分

往路:2時間03分 剱沢小屋滞在:43分 復路:2時間19分

雷鳥沢標高:2280m  剱御前小舎標高:2880m

7:17 ケーブル出発

8:14 例年より雪が少ない。

8:16 雪の大谷通過。5mほど低い。

今日の雄山もよさそうだが、先ずは雷鳥沢を目指す。

8:43 ターミナルスタート。

室堂山荘横から斜面を下ったところ。朝の気持ちのいい1本だった。

この後は資材運搬道を下って雷鳥沢テント場へ。

資材運搬道は、踏み固められているので良く滑る。

9:02 キャンプ場を通過。

シールを装着。

剱御前小舎に向かってハイク。

9:21 テン場が下に見える。

奥大日岳の雪庇も小さい。

適度に硬いので登りやすい。

天狗蔵君はマイペースで上がってくる。早々とクトーを装着したよう。

10:14 私はクトーを装着している間に抜かれてしまった。

尾根に上がる最後の場所。彼はここでジグを切った。私はスキーを外して尾根に上がる。この角度でこの雪の硬さではさすがに怖かった。

尾根に上がると風が強くなってきた。御前小屋舎の裏で滑降準備に取り掛かる。

10:38 滑降開始。

前半はスピードが出たが後半は緩斜面でゆったりと。

天狗蔵君の滑り。大きな回転弧で滑っている。

深い回転弧を意識して滑ってみた。

剱沢小屋まで行くことに。

小屋はまだまだ埋まった状態。

風を避けて小屋の裏で食事。

天狗蔵君のカップ麺

今日も私はこれで。

チョコもいただきます。

食後のコーヒーで〆。

11:29 登り返し開始。

12:16 剱御前小舎に到着。

滑降準備をして雷鳥沢方面へ。

やはり強風。

12:30 尾根でスキーを装着。

気持ちよく滑降。

天狗蔵君は、一気に行ってしまいました。

シャウダー最高です。

開けた斜面を大回りで滑降。思わず雄たけびが出た。

滑降した斜面で記念撮影。

12:56 室堂ターミナルに向かってハイク開始。

テントの数も少なくなった気がする。

雷鳥荘の横から雪が切れている。

みくりが池温泉の前も除雪してある。

みくりが池温泉の下の這松帯で雷鳥のつがいを発見。

みくりが池はまだ凍った状態。

13:48 室堂ターミナルに到着。

ターミナルの下に移動してびっくり。

階段を上がったところが最後尾。

すごい人です。

15:10 バスにどうにか乗れ、雪の大谷を通過。やはり雪が少ない。

美女平で約40分ほど待たされた。72番は整理券。

“連休で大混雑の室堂へ 剱御前小舎を起点に剱沢・雷鳥沢の滑降を満喫!シャウダー最高” への4件の返信

  1. 剱沢滑ったのですね。
    観光客混雑で山スキーヤーからは敬遠されますから、逆に狙い目で、剱沢も雷鳥沢も貸し切り状態だったようですね。
    最高ザラメだったのでしょう。天狗蔵さんが「どこまでも滑っていってしまう」件、気持ちわかるなぁ~

    GWの5/4に鳥海山やりました。
    新山(鳥海山山頂)からの千蛇谷滑走は、途中で止まるのが勿体ない快適ザラメで私もほぼノンストップで滑ってしまいました^^ 

  2. 鳥海山ですか。東北の山にも行ってみたいですね。
    立山は、スキーヤーが少なく、楽しめましたが、観光客はすごかった。過去に経験がないほどの混雑でした。
    ゴープロ11ミニを使った撮影は、本当にいい映像が撮れますね。おすすめです。連休楽しめたようでよかったです。

  3. 感動、ただただ感動です!
    迫力ある映像と、雪山の美しさ
    そして、華麗なテクニック!!

    初めて「レッドバロン」さん訪ねてみました(^^♪
    楽しみ増えました、これからはちょこちょこお邪魔します(^_-)-☆

    1. お局さん、コメントありがとうございます。スキーの醍醐味が集約された楽しい山行でした。こんなの経験するとやめられません。これから夏山になると高山植物の花をたくさん楽しむことが出来ます。また見てやってください。

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