梅雨の晴れ間に大日岳へ。時期をずらして行ってみると素晴らしい出会いがあった。シラネアオイの群生に遭遇。7月はベニバナイチゴの群生地となる場所だ。高山植物も日当たりのいい場所では、時期をずらして命を繋いでいるようだ。初めての出会いに感動!
今年は、町内の区長をしている。先週の環境整備作業の後片づけを17:00から予定しているので、時間の制限があった。ここは、大日岳へ行っていい汗を流すことにした。
ここ大日岳は、トレールランナーのトレーニングコースとなっている。軽快な服装で、スピード登山をこなす者が多い。今日もそんなトレールランナーに抜かれながらもザックにたっぷり山食材料を入れての山行となった。
6月末まで、桂台のゲートは7:00にならないと開かない。30分前に到着してトップから3台目で並ぶことができた。並んでいる間に登山靴を履いて、称名の駐車場に到着と同時にスタートすることにした。
7:02 一番上の駐車場をスタート。称名滝の遊歩道が、8:00からとなっているが、横を通過しようとしたら、下に泊まっていた車から、「鍵開いとるから通ていいよ。」との優しいお言葉が。「ありがとうございます。」と声をかけて通過させてもらった。
7:15 大日岳への登山口を通過。昨日の雨で登山道は、濡れた状態。石も滑る。足元に気を配りながら登っていく。
7:22 登山道の真ん中に大きな岩が鎮座している。相当上から崩落した模様。下の遊歩道まで落ちなくて本当に良かった。それにしても大きな石がゴロゴロ転がる様はすごいのだろう。ケガ人が出なくて本当に良かった。
7:49 猿ヶ馬場を通過。新しい標識が設置されていた。
8:03 牛ノ首を通過。1時間以内でクリアーできた。この後も飛ばしていこう。まだトレールランナーには抜かれていない。湿地の中のトキソウを探しながら行くが。見つけることができなかった。
8:41 大日平山荘を通過。調度物資の輸送でヘリが往来していた。大日岳の姿はまだ見ることができない。今日は雲に隠れて顔を出してくれないのか。木道をひたすら早歩きで進む。チングルマが最盛期。傾斜が徐々にきつくなってくる。今シーズン初めての花達も出てきてくれた。
9:24 標高が2000mを越えたあたりから、ベニバナイチゴ・サンカヨウ・シラネアオイ・キバナスミレ・キヌガサソウ等の花がでてくる。日当たりのいい斜面では、いい感じで花達が育っているようだ。
9:54 大きな岩の横を通過。大日岳の稜線のガスが抜けてきた。天候回復なのか期待してしまう。
10:12 大日小屋が見える場所に出た。トラバース気味に登山道が伸びている。目の前にシラネアオイが咲いている。少し上を見てびっくり。一面シラネアオイの群生に出会うことができた。おそらく登山者の中には、気づかないで通過している者もいるだろう。これほどまでに一面に咲いているところを見たことがない。この場所は、7月に入るとベニバナイチゴが一面に咲く場所でもある。時期によって入れ替わっていくのだろう。
10:24 大日小屋の鞍部に到着。晴れていれば剱岳がドカンと見える場所。今日は残念ながら見ることができなかった。ここから山頂までは雪の斜面を登っていく。
10:40 大日岳山頂に到着。同じ時間帯で山頂に到着した「しんさん」とこの後お昼を食べながら楽しく山の話で盛り上がった。最近登山を始めた方で、カンジキを用意して、冬に低山の登山をガンガンこなす強者だった。これから経験を積んで、すばらしい登山家に成長していく方だと確信した。
お昼は、簡単山飯。カップ麺をお湯にぶっこみ、野菜と焼き豚を一緒に入れて煮る。本当に簡単山飯。材料はファミマで揃えることができる。意外と美味しい。お昼を食べているとトレールランナーや登山者が増えてきた。今日は、山頂に15名ほど訪れたようだ。
11:35 下山開始。午後から晴れてくる天気予報だったが、山は逆にガスが濃くなってきた。ひたすら下山するしかない。足元に咲く花達に癒されながらの下山となった。
12:56 大日平山荘を通過。トレールランナー達が休憩をする中、休まずに一気に行く。下りの木道は、やはり駆け足になってしまう。
13:26 牛ノ首を通過。後ろから「しんさん」が追いついてきた。下りもスタートが一緒だったが、大日小屋まで足を伸ばし、様子を見てきたそう。本来は、室堂まで行きたかったようだ。相当な強者だが、今日はトレランシューズで来ていたので、やはり雪の上がやばいようだ。奥大日岳までの登山道では、アイゼンが必要な斜面も出てくるはず。やはり装備が不適切だったので、引き返してこられた。賢明な判断だ。合流した後は、またまた楽しい話をしながらの下山に、辛さを忘れていた。
14:05 登山口に到着。しんさんから、弥陀ヶ原と大日平を繋ぐ登山道の復活について話が出た。私達が、最初の調査に同行したことや、スキーで奥大日から称名川に下って、つり橋がかかていた場所を確認した事等をお話して、時間をつぶした。この後、彼は、八郎坂を上ってくるとのことで再びお別れとなった。本当にタフな方だった。また何処かでお会いできたら嬉しい。
14:25 駐車場に到着。いい時間に戻れた。これで家に到着すれば、区長の作業にも間に合う。今シーズン初めての花達にも出会えた充実の山行となった。
メンバー:レッドバロン単独 途中からしんさん総山行時間:7時間23分

往路:3時間38分山頂滞在:55分復路:2時間50分

称名標高:958m 大日岳山頂:2501m

7:02 称名駐車場をスタート。 今日は朝から気温が高い。

駐車場には、3番で到着。その後どんどん車が入ってくる。

8時オープンの遊歩道だが、真ん中から通過させてもらった。

正面の滝は、「ハンノキ滝」称名滝の右横に出現する落差約500mほどの滝。夏場は水が枯れて流れなくなる。まだ細々と流れていた。

7:15 登山口を通過。ここから本格的な登山開始。

今年、新し標識が設置されている。12個ある中の最初の1個。

7:22 登山道の真ん中に大きな岩が転がっていた。これが遊歩道まで落ちなくて本当に良かった。


7:42 ギンリョウソウを発見。

7:49 猿ヶ馬場を通過。ここにも新しい標識がある。

ベンチも増えている。


8:03 牛ノ首を通過。

やはりここにあった看板はなくなっていた。誰か作ってくれないか。

雑穀谷の流れ。岩魚がいそうなポイントが点在する。行ってみたくなる。

今シーズン初めてのゴゼンタチバナ


濡れていて滑る石段。慎重に行く。

8:15 木道がでてきた。

ツマトリソウ

大日平の湿原を行く。

8:26 3個目の標識を通過。


天気も良くなってきた。

8:37 4個目の標識を通過。

8:41 大日平山荘を通過。

今日の一番乗り。

徐々に登山道の傾斜がきつくなっていく。

湿原の代名詞 池塘

今年初めてのチングルマ


8:46 5番目の標識を通過。

大日平山荘では、ヘリが荷揚げ中。

ミツバオーレンの群生。

まさしく葉っぱが三つ葉。

8:50 6番目の標識を通過。

ムラサキヤシオツツジ

キバナスミレ

ベニバナイチゴ

沢の水はまだまだ豊富。それでも雪どけは早い。

9:27 7番目の標識を通過。

オオバキスミレかな。 葉っぱが大きい。

ヤマザクラ

キヌガサソウ

綺麗に咲いている。



シラネアオイ この後すごい群生に出会う。

サンカヨウ 昨日の雨で少し花びらが透けて見える。


9:53 大岩を通過。


稜線が見えてきた。


10:12 大日小屋が見える場所へ。

シラネアオイの群生地。こんなにたくさん一気に咲いているのに出会うのは初めてだ。


今の時期に、この花を見るためにここに来てもいいぐらい価値がある。


10:23 鞍部に到着。8番目の標識。 残念ながら剱岳は見れなかった。


大日小屋

雪面を利用して山頂へ。

しんさんが前を行く。



10:40 大日岳山頂に到着。


お昼にします。簡単山飯で。

ファミマで購入 便利だ。

インスタント麺でもよかった。味噌味の方がよかったと反省。


焼き豚も入れて少しだけ煮込む。

隣でしんさんもお昼。楽しくお話をさせてもらった。

いただきまーーーす。

焼き豚も良かった。

おにぎりは1個だけ。

コーヒーもいただきます。

11:35 賑わいを見せる山頂を後に下山開始。



オオバキスミレの群生。


12:00 大岩を通過。


ケルンができていた。



12:52 もうすぐ大日平山荘。 スピードを上げていく。

ワタスゲ やはり乾いていなかった。しっとりワタスゲ。

12:56 山荘を通過。


タテヤマリンドウ 紫色はミヤマリンドウとなる。



13:26 牛ノ首を通過。

13:36 猿ヶ馬場を通過。しんさんに追いつかれ、一緒に下山。時間を忘れさせてくれた。

13:59 大きな落下してきた岩。よく止まったもんだ。

14:02 いつものパワースポット大岩。エネルギーをチャージ。

14:05 登山口に到着。しんさんお疲れさまでした。彼はこの後八郎坂に向かった。強者である。

登山口には、しっかり登山道について説明がされている。

14:25 駐車場に到着。お疲れさまでした。今日も充実の山行ができた。人との出会い、花達との出会い、楽しかった。


残雪の大日いいですね。
同じルートで歩いたことがあり懐かしく思いました。
それにしても、なぜあれほど大きな岩が落石するのか不思議です。
雨や雪で少しずつ地面の支えが削られ崩落に至るのか。
恐ろしい話ですね。
今年は、雪が少なく、大日小屋から山頂までもすんなりでした。スタート時間も遅くなるため、ちょっとそこの山に行ってくる。といった感覚での大日岳ですが、気楽に行けるところがいいです。トレールランナーの方々の、トレーニング場所になってます。
それにしても、シラネアオイの群生はすごかったです。