渓流散歩道具を持って薬師峠でテント泊 2日目は薬師沢右俣で渓流散歩を満喫

昨日は、19:48頃には寝る準備をしてシュラフにくるまった。うとうとしていたが、気が付くと0時を回っている。いつの間にか4時間以上寝ていたようだ。星が気になりテントから顔をのぞかせ空を見る。満天の星空が広がっている。下界では見ることのできない等級の星が見える。空にはこんなにたくさんの星があったのかと改めて感動。誰かさんに見せたい星空だ。

その後、うとうとと寝てしまった。周りの動く気配で目が覚める。3時を少々回っている頃。お隣のテントは食事を始めたようだ。私も朝食の準備に取り掛かる。お湯を沸かして白米のインスタントの袋に注入。カレーのドライフーズも一緒に入れてお湯を注ぎこむ。後は15分放置。

残った野菜を炒めていく。野菜炒めとカレーライスを半分食べて朝食とした。もちろんコーヒーもいただく。(残りのカレーはお昼用とする。)

テントは、戻るまでこのまま立てていく。受付で確認して了解をとっておいた。それでもテントには、貴重品は置いてはいけない。今回FF用のポーチを持ってきたが、いらない道具まですべて持ってきていた。ここは精選ができる。毛ばりも3種類ほど5本も有れば遊ぶことができる。

5:05 サブザックに必要な物をすべて押し込み、ウェーディングシューズを履いて準備完了。薄っすらと明るくなっている。今日もザックは軽いのでルンルン気分で太郎平小屋を目だす。途中、雷鳥の親子に遭遇。今年は本当に雷鳥に出会っている。今回は3匹の子連れの雷鳥だった。

5:27 薬師沢と北ノ俣岳方面との分岐点を通過。ここに広がるチングルマはもう綿毛状態になっている。もう秋なのかと勘違いしてしまうが綺麗だ。

5:57 薬師沢に到着。水量も少なく水も澄み切っている。期待がもてそうだ。薬師沢沿いには、ミソカワソウ・レイジンソウ等の花が見られるが、花の数は少なく感じた。キヌガサソウの花の色が、緑がかっているので、終わってしまった花が多いようだ。

6:16 左股にかかる橋に到着。右股方面に下っていく。本流との合流地点は、三つの流れが集まっている場所になっている。右股には一度だけ入ったことがあるので、渓相のイメージはついている。

6:37 右股へ入っていく。左股と比べると全体に幅が狭い沢が続いている。入ってすぐの淵でまずは岩魚が遊んでくれた。その後もいいポイントが続き、ロッドを振ると岩魚が遊んでくれる。先行者の足跡を見つける。今日のものではなさそうだが、人が入っていることで安心して前に進むことができる。岩魚と遊ぶ時間が増えてくると、なかなか上がっていけなくなる。心の中で葛藤が始まる。毛バリを投げる回数を決めて釣りあがることにする。小さなポイントは無視して釣り上がっていく。

9:36 登り上がる予定の流れの半分ほどのところで岩魚の姿が見えなくなった。水量も少なくなってきている。ロッドをしまって沢登りに専念することにする。右側の斜面から大きな滝も現れて、すばらしい渓相の中を快調に登っていくことができた。

10:15 そろそろ左側へ登りあげる場所を決めなければならなくなってきた。GPSを確認すると調度目の前のガレ場を上がると、目的の登山道に向かうことができる。ただガレ場の角度が少々気になる。這松帯の斜面を上がっていくよりも、ガレ場の方が上がりやすいと判断。上を目指してスタートした。傾斜はあるが足場はしっかりしている。ガラガラと崩れることもな上がっていくことができた。

10:50 最上部に到着。目的としていた鞍部より上に出ていた。それでも薬師平方面を確認することができ、GPSで一番近い登山道を目指していく。

11:05 予定していた薬師平の登山道に到着。ここは昨日も歩いた登山道だ。後はテント場を目指すのみ。

11:25 テント場に到着。今日の最大のミッション終了。岩魚達と遊んだ光景が脳裏に浮かび思わず笑いがでてしまう。朝に作ったカレーを食べて下山の準備に取り掛かる。濡れているウェーディングシューズ・ネオプレーン靴下・ネオプレーンの脛あて等を乾かす。少しでも軽くなればと期待するが意外と乾かないものだ。残しておいたカレーを食べて、70Lのザックにパッキング。なぜか帰りも同じほどの重さとなった。濡れている物があるからだ。仕方ないので頑張ることにする。

12:28 テント場をスタート。先ほどまでは、サブザックでの行動だったため快調だったが、一気に脚に負担がかかる。太郎平小屋までが非常に長く感じた。

12:49 太郎平小屋を通過。一瞬頭の中で「ラーメン食べようかな。」と考えたが、遠くでゴロゴロと雷の音がし始めた。雨にやられるのも避けたい。結局、カロリーメイトもあるので、そのまま通過した。ここからダラダラと下っていく。ザックが重いのでいつものようにスピードは出せない。

13:25 五光岩のベンチで休憩をとる。初めてのことだ。エネルギーを充電していく。やはり身体に負担があり、疲労がでてきているようだ。とにかく後2時間の頑張りと考え、ザックを担いだ。

14:08 鞍部を通過。ここから三角点まで登りとなる。ここで雨がパラパラと降ってきた。ザックにカバーをかけて身体は濡れた方が気持ちがいいと判断。その雨も過ぐに止んでしまった。

14:28 三角点を通過。雲がわいて太陽が隠れてくれたことで、気温がさほど苦にならない。剱岳からの帰りのように脚に力が入らないといった状態ではない。とにかくゆっくりと下っていく。

15:30 登山口に到着。約1時間かけて下ってきた。今回はここから臨時駐車場まで300mの道のりがある。これが意外と辛く感じた。

15:40 臨時駐車場に到着。事実の2日間の山行終了となった。次の山行ではもう少しザックの中身を精選していこうと思う。経験がそのためにも重要と考える。自分のスタイルのテント泊の山行を作り上げていくことが、課題と感じた。それでも岩魚達と遊ぶことができた午前中は、本当に楽しかった。

メンバー:レッドバロン単独 総山行時間:10時間35分

右股周回:6時間20分 昼食・テント撤収:1時間03分 薬師峠~折立:3時間12分

右股入口標高:2,013m  薬師平標高:2,477m

太郎平小屋標高:2,330m  折立標高 1,356m 

起きてまずはお湯を沸かす。

野菜炒めを作る。

あまり美味しくなかったが、とにかくお腹にいれる。

渓流散歩の準備をしてテントをデポ。

5:05 出発 顔はまだ寝ているよう。

チングルマが綿毛になている。

遠くに槍ヶ岳が見える。左は鷲羽岳・水晶岳

ゴロー登山靴のご夫婦と出会う。やっぱり履き心地がいいとのこと。奥様はこげ茶色。

旦那様が黒色。

朝日があたり始めた奥黒部の山々。

5:28 太郎平小屋を通過。五十嶋さんが立っておられたのでご挨拶。

薬師沢方面と北ノ股岳・黒部五郎方面との分岐点を通過。左へ。

綿毛が綺麗。

日本離れした風景が広がっていく。

薬師沢が見えてきた。

薬師沢の橋を渡る。

ミソカワソウ  川の近くによく咲いている。

レイジンソウ

6:16 左股にかかる橋に到着。

6:25 右股に到着。

岩魚と遊ぶ準備をしていざ出発。

1匹目 顔が黒い薬師沢の岩魚。

2匹目 コンディション良好な岩魚。

3匹目 ちびっこ岩魚がオロロパラシュートを咥えた。

すばらしいポイント。

4匹目 これもちびっこ岩魚。

いい流れの中から飛び出してくる。

5匹目 今回のナンバーワン

いい流れから飛び出してくる。楽しい。

水中撮影成功。

6匹目

7匹目 サイズがいまいち。だいぶ後半の時間が気になりまじめた。

右側から滝

8匹目 体高がある立派な岩魚

落差のある滝 上に行くのは意外とスムーズだった。

熊の足跡?

水量もなくなり、岩魚の姿が見えなくなってきた。ロッドを片付け、沢登りに集中。

右から滝が流れている。日当たりがいいので高山植物もたくさん花を咲かせている。

開けた明るい谷が続く。

10:21 登山道に登りあがる場所を探す。ガレガレの斜面を上がっていくことにする。

這松帯を登るより楽だと判断。

一気に高度を稼いでいく。

下に見えるのが右股。

上部が近くなってきた。

上が見えてくる。

10:50 最上部に到着。GPSで場所を確認する。遠くに薬師平が見えている。

GPSで確認。昨日通過した薬師平の登山道がすぐそこにある。最短の一番いいルートで上がってきたようだ。

鞍部を振り返る。

エゾシオガマ

11:05 薬師平の登山道に合流。ルートファインディング成功。後は昨日も通過した登山道を下っていくのみ。

テント場が見えてきた。

11:25 我が家に到着。

朝に作ったカレーを食べる。

12:28 テント場を出発。私の居た場所に次の人がテントを張り始める。いい場所だったようだ。それにしてもザックが重い。

タテヤマリンドウが沢山咲いている。

太郎平小屋に到着。ラーメンを食べるか迷うが、雷の音がするので下山を急ぐことにする。

12:49 下山開始。

13:25 五光岩ベンチで休憩。エネルギー補給。

帰りも同じぐらいの重さのザック。70Lパンパン状態。

キンコウカの群生。

14:08 鞍部を通過。雨が降り始める。

14:28 三角点を通過。ここから登山口まで1時間と判断。バックの雲の色がやばい。

14:56 あられちゃんの看板があった場所を通過。

15:30 登山口に到着。予想通りに三角点から1時間。

臨時駐車場までが遠い。もうヘロヘロ。とにかく暑い。

全国から車が集まっている。青森ナンバー、福岡ナンバーもある。

15:40 我が車に到着。全力を出し尽くした満足感があふれてきた。計画通りの山行ができたことに大満足。

“渓流散歩道具を持って薬師峠でテント泊 2日目は薬師沢右俣で渓流散歩を満喫” への4件の返信

  1. 2日目AMの渓流散歩最高ですね。
    天気も良く、イワナも釣れて、楽しい様子がギンギンに伝わってきました。体力、スキル、好奇心があってこそ。んーいいですね。私が目指している姿そのものです^^

    私ですが、後立山縦走は雷リスクで中止して、代わりに飯豊連峰を北南に一気通貫するテント2泊の縦走をしてきました。MTBを68km漕いで入山口に戻る周回にしています。
    オロロに酷い目に合ったことも含めて大満喫でした^^

    https://yamakiko.net/?p=4750

    1. 初めての右股でしたが、左股とは違って、規模が小さめでいい渓流でした。岩魚との戯れも最高でした。
      飯豊連峰の一気周回は、流石ですね。心肺機能の高さが伝わってきます。そっちの山にも行ってみたいものです。
      それでもオロロは、いやですね。標高が低い場所が今は、やばいですね。
      4・5・6日と奥黒部に2泊3日テント泊で周回してきました。ただいまブログ作成中です。

  2. こんにちは、前から登山と渓流釣りは相性良いだろうと思ってて興味ありましたが、レッドバロンさんの記事を見てとりあえずテンカラすることにしました!黒部源流で竿振れたら最高ですね!しばし精進します。

  3. miyakenさんコメントありがとうございます。
    miyakenさんのブログで紹介していただきありがとうございます。
    薬師沢は、人気の沢です。薬師沢小屋に一週間宿泊して釣り三昧の強者もいるそうです。今の時期、標高の高いところはオロロがいないので、快適な釣りが楽しめます。
    テンカラを始められるとのことですが、毛バリを自分で作る楽しさなど、趣味の幅がどんどん広がっていきます。楽しんでください。
    ブログをリンクさせていただきます。

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