晴天が約束された一日 シラネアオイの群生を観に大日岳へ 太陽に向かって一斉に開いた花に感動!

一日晴天が約束された27日(木曜日)。昨年もこの時期に行った大日岳でシラネアオイの群生に出会うことができた。標高が約2400m地点なので、遅く咲くが7月になると終わってしまう。本当に今の時期にしか出会えない。薄紫色の花で大きさが直径5cmほどある。山の中で出会うと大きな感動をもらう。小さくて白いニリンソウの群生もいいが、シラネアオイの群生は格別なものがある。

6月下旬に、大日岳に昨年初めて登った。登山口がある称名滝へは、マイカーで行くことができるが、桂台のゲートがオープンする時間帯が遅い。7月からは、6時にオープンとなるが、6月は7時となっている。この時間帯からの登山となる。大日小屋の営業が7月10日から。大日平山荘の営業が7月13日と意外と遅い。なので、一昨年までは、7月に入ってからの登山がほとんどだった。シラネアオイの群生を昨年知ってからは、この時期に登る山の一つとしてリストに入れておいてもよさそうだ。

今回、平日とあって山頂には2名のみだった。同じ時間帯でスタートして、私が少々早かったが、トレランシューズの女性だった。ここは、トレランの方々のトレーニングコースとなっている。それでも登山者の数は少なかった山小屋の営業もまだなのでひっそりとしたいい雰囲気になっている。

咲いている花も、それほど多くはないが、他の山で出会わなかった「オオバキスミレ」がたくさん咲いている。年によっては、雪が多ければ花が咲くタイミングも微妙に違ってくるだろう。今年も出会えたのはラッキーとしか言えない。

大日平からの登山道は、南斜面となっている。太陽がよく当たり高山植物には、いい環境にあるといえる。大日岳~奥大日岳までの稜線も、たくさんの高山植物が咲き乱れる場所だ。剱岳が根元から眺めることができるのも魅力的な場所だ。ここの稜線歩きも大好きだ。

今回は、シラネアオイに焦点を絞っての山行だった。だれもいない場所を独り占めができ、最高に充実した山行となった。やはり高山植物を観ながらの山行は楽しい。

「シラネアオイ」は力強くこぶしを上げるように芽を出し、大きな2枚の葉に包まれた蕾をのぞかせ、すっきりと立ち上がって、紫色の萼花弁が4枚ある大きな花を咲かせる。北海道から本州中部以北の深山や亜高山、高山帯下部の林床に多く見られ、日本を代表する人気の山野草。地下には太い根茎があり、いくつか芽がついている。葉はカエデに似た形で、花が咲かない芽では葉を1枚、開花する芽では葉を2~3枚つけた茎を伸ばし、その先端に大きな花を開かせる。花後は扁平な果実ができ、秋にはじけてタネを散らす。秋の初めから半ばには葉が黄ばみますが、地下ではすでに翌年の芽を形成し始める。秋の半ば過ぎには葉が枯れて春まで休眠に入る。以前は群生地が多くありましたが、盗掘などにより各地で減っている。(ここの群生地は大切にしていきたい)

レッドバロン単独  総山行時間:7時間07分

往路:3時間39分 山頂滞在:29分 復路:2時間59分

称名滝駐車場標高:956m  大日岳標高:2,501m

7:02 駐車場をスタート。

朝の称名川 スケールが大きい。

7:16 登山口をスタート。ここから本格的な登山となる。

登山道にある大岩。私のパワーストーンとなっている。

ヤマブキショウマ

八郎坂方面。

7:50 猿が馬場を通過。意外と時間がかかった。

目指す牛ノ首。

8:03 牛ノ首の鞍部に到着。ここに看板があったがなくなっている。地図上では牛ノ首はここではないようだ。

下はザクロ谷。下りて行って岩魚を狙ってみたくなる。

ここが地図上の牛ノ首のようだ。右から称名川の音。左からザクロ谷の音が聞こえてくる。

8:17 木道がでてきた。

ゴゼンタチバナ  小さな花はマエズルソウ

8:23 大日平に出る。

目指す大日岳。

8:39 大日平山荘が見えてきた。

8:44 大日平山荘を通過。 まだ営業していないので看板が出ていない。

目指す大日岳。

花びらにピンクの色が入っているので、「立山チングルマ」だと思うが。

8:52 ザクロ谷の最上部を通過。

チングルマ

ムラサキヤシオツツジ

9:13 まだまだ傾斜が緩い。

9:23 二番目の沢を通過。

オオバキスミレ この後たくさん出てきた。

9:29 三番目の沢を通過。登山道は何度も沢を横切っている。

珍しく雪渓が残っていた。

キヌガサソウ 小ぶりでかわいい。

大きなキヌガサソウよりもいい感じだ。

右が鍬埼山 左が薬師岳。早いうちに薬師岳も行っておきたい。

シラネアオイを発見。この群生に出会いたい。今が盛りの様。

9:41 四回目の沢通過。

五回目の沢通過。

六回目の沢通過。

9:57 大岩を通過。ここが登山道の目安になる。7月だとゼンテイカが咲いている場所

まだヤマザクラが咲いている。雪が溶けるまでに時間がかかっていたようだ。ヤマザクラは5月12日に行ったクズバ山山頂直下に咲いていた。一ヶ月以上ズレている。

大日山荘が見えてきた。シラネアオイの群生地も近いはず。

 

登りでは群生地が分からなかった。

ここではないことを祈るのみ。

弥陀ヶ原ごしに鍬先山・薬師岳を臨む。

もうすぐ大日山荘。

剱岳の先端が見えた。

10:28 鞍部に到着。眺めがよかった。

毛勝三山。

大日山荘は、準備中。

大日岳方面。雪の上を進む。

10:41 大日岳山頂に到着。

山頂からの剱岳。今年はいつにしようか悩む。

毛勝三山。

剱岳の後ろに白馬三山。

真中に清水岳・白馬岳・一番高いのが白馬鑓ヶ岳。

ブナクラ谷から大猫山・猫又山・釜谷山・毛勝山は見えないかもしれない。

雪渓は早乙女山 富山平野も一望。

富山湾の大きさがよくわかる。

いつものようにお昼にします。

たっぷりと食べて大満足。最後はコーヒーで〆る。

11:10 下山開始。

11:22 鞍部を通過。

11:31 群生地発見。咲いてくれててありがとう。登りでは発見できなかった。

薄紫色が太陽にむかっている。

ケルンがあった。

12:25 木道がでてきた。

12:33 ザクロ谷源頭を通過。

池塘を通過。

12:40 大日平山荘を通過。

タテヤマリンドウ

ダラダラと木道を下っていく。

ツマトリソウ

アカモノ(イワハゼ)

この辺りが牛ノ首。両側から渓流の音が聞こえる。

13:17

13:27 猿が馬場を通過。

13:54 パワーストーンを通過。もうすぐ登山口。

13:58 登山口に到着。ここからは舗装された道を下っていく。

14:09 駐車場に到着。シラネアオイの群生に出会えて大満足。

“晴天が約束された一日 シラネアオイの群生を観に大日岳へ 太陽に向かって一斉に開いた花に感動!” への2件の返信

  1. 先日は陸上の話にお付き合いいただきありがとうございました。
    普段は陸上とは遠ざかっていますが、年に1回この時季だけは熱狂的な観衆になります。
    愛猫も三段跳に夢中で見入っていました(笑)
    今度、我々が高校生だった頃の北信越大会の新聞画像をメールでお送りしますね。
    メールアドレスを下の所に入れました。公開されないけどそちらには見えるのですね。一度メールください。

    NHKラジオ山カフェ6月22日
    黒部源流に暮らす薬師沢小屋やまとけいこさん
    これ面白かったです。ここ、たぶん行ったことありますよね。
    山小屋の支配人が美大出身の女性で、しかも釣りが趣味というのもユニークです。

    シラネアオイ、いいですね!
    うちの近所で庭にたくさん咲く家があり、植えたのが増えたのか元々群生地だった土地を買ったのか?
    環境が合っているようで見事に増えています。
    ムラサキヤシオツツジとアカモノは、
    数年前に群馬県境の万座温泉の近くで初めて見ました。

    1. コメントありがとうございます。
      久々に跳躍技術を熱く語る渡辺さんの声が聞けてうれしかったです。
      私の方は、細々とハイジャンプの審判をしたり、高校生を少しだけ指導したりと、どうにか繋がっています。
      それにしても女子の跳躍のレベル低下は問題がありますね。技術的にしっかり指導できる指導者が、少ないように感じます。渡辺さんから刺激を受け、少しだけ陸上競技に関わりたくなりました。

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