夏山最盛期にテント持参で剱岳へ  サブザックで剱岳アタック 素晴らしい眺望に感動 今年もシコタンソウに出会えた!

2時45分に起床。テントから外を覗くと予想通りしっかり晴れている。すっきりとした星空とまではいかないが、いい天気のようだ。昨夜は、1時過ぎに寒さを感じて目が覚め、薄いダウンを着用した。やはり夏山とはいいながら、標高2200mは冷え込むようだ。夏用ダウンをもってきていてよかった。早々に朝食を食べることにする。

朝食のわかめご飯は昨夜のうちにお湯を入れて作っておいた。なので卵スープ・チーズ・ソーセージ・コーヒーでしっかり朝食を摂った。昨日も午後からは、食べては寝るの繰り返し。身体の中には疲労感がない。朝からエネルギーを充電していざ出発。

3:51 テント場をスタート。ヘッ電が足元を照らしてくれるので意外と集中して登っていける。ザックも軽いこともあって足取りは軽快だ。

4:19 標高2400m道標を通過。意外と時間がかかっている。本当に2400mかは怪しい。小窓越しに朝日がでて明るくなってきた。

4:46 標高2600m道標を通過。いつも雪が残っている場所だが、今年も多く残っている。毛勝山あたりに雲がかかていたが、少しずつ抜けてきた。その雲がどんどん大きくなって来ないか心配していたが大丈夫のようだ。この後も、高山植物の花達に励まされながら登っていく。まだ出会っていなかった「ミソカワソウ」「ママハハコ」「イワツメクサ」「イワベンケイ」「ミヤマダイモンジソウ」「トウヤクリンドウ」「クロトウヒレン」「シラネニンジン」に出会えた。

5:45 標高2800mを過ぎて鎖場に入っていく。昨年の7月29日に日帰り山行した折に、蟹の鋏の斜面で「シコタンソウ」に出会った。今年も同じ時期なので、蟹の鋏でしっかり再開することができた。この辺りではここでしか出会っていない花だ。

6:05 左の斜面から鎖場を抜けると、目の前に別山ルートが飛び込んでくる。剱沢にもまだまだ残雪が残っている。今回で23回目の剱岳となるが、ここは何度来ても感動してしまう。月曜日のこの時間帯なので、山頂も混雑することもなく。ゆったりと眺望を満喫することができた。

6:53 後ろ髪をひかれる思いで下山開始とする。今回、テント場で近くだった方と、下山を同行させてもらった。一人で下っていくより、話し相手がいた方が楽しい。シコタンソウをはじめ、高山植物の花の名前を伝授しながら下っていく。

今回初めての出会いだった花がある。「クモマグサ」という花だ。園芸種の花もあり、花びらの先端がピンク色になる種もあるようだ。

9:07 無事にテント場に到着。ここからはザックが重くなるので、しっかり食事を摂って身体にエネルギーを入れておくことにする。

10:05 ガスがかかってきた早月小屋を出発。ここから重いザックを背負って約3時間の忍耐の下山となる。ここからは、ひたすら足元を確認することのみに集中して下っていくしかない。

下りも山頂からご一緒させてもらったS木さんと一緒だった。ここの下りも話し相手がいると、少しは辛さが和らぐ。エネルギー摂取がうまくいったのか、意外と大腿部にも力が入っていいペースで下ることができた。

12:49 登山口に到着。「試練と憧れ」の石碑の前で写真を撮って今回の山行を終了した。前日の夕陽と今日の山頂からの眺望は、素晴らしいものだった。ましてやシコタンソウ・クモマグサにも出会えた充実の山行となった。山頂からここまでご一緒していただいた宮城県からはるばる来られているS木さんにも感謝の言葉を贈りたい。「本当にありがとうございました。」

標高2800m~山頂までの動画 ↓

レッドバロン 途中からの同行者:S木さん

総山行時間:8時間58分(テント撤収等56分含む)

往路(テント場~山頂):2時間27分 山頂滞在:35分 復路:(山頂~テント場)2時間14分 片付け:56分 (テント場~馬場島)2時間44分

テント場標高:2200m 山頂標高:2999m 馬場島標高:750m

3:01 今日の朝食 わかめご飯 チーズ 卵スープ ソーセージ コーヒー

コーヒーはインスタントで我慢。

ファイントラック カミノドーム1 日本の山岳テントとしての完成度は高いように思う。強度と軽さを最大限に追及してあり妥協が見られない。

3:51 テント場をスタート。

4:13 樹林帯を抜ける。

少しずつ明るくなってきた。

4:19 標高2400m道標を通過。

岩場の稜線が続く。

4:46 標高2600m道標を通過。

ここには残雪が多い。

雲の上に顔を出した毛勝三山。

ミソカワソウ 今年初めて。

奥大日岳

チシマギキョウ

ママハハコ

オタカラコウ

ここは群生している。

室堂越しに薬師岳が見える。

毛勝三山にかかっていた雲がなくなってきた。

いい感じで晴れてきた。

毛勝三山を拡大で撮影。

上に見える薄い山並みは白馬三山

5:27 標高2800m道標からの剱岳。

5:31 年々崩落が進行している場所。慎重に通過する。

イワツメクサ

5:45 鎖場に入っていく

5:54 蟹の鋏でシコタンソウに出会う。

蟹の鋏を通過した鞍部からの別山ルート。

6:00 垂直に伸びる鎖場を通過。

鎖場を抜けると素晴らしい眺めが飛び込んでくる。

大日岳方面

針の木岳方面。

道標を通過。山頂はもうすぐ。

6:18 剱岳山頂に到着。S木さんに撮ってもらいました。私の足元は、ゴロー登山靴ではなく、ALTRA(アルトラ) Olympus 6 Hike MID GTX 今年の薬師岳登山からサブ登山靴として使用。足が痛くならないので併用して使っていくことにした。岩場でのグリップ力はいいようだ。値段の割に耐久力がどの程度なのか不安。ゴロー登山靴は10年以上使用できる。

サンダルで山頂に来られた方。写真を撮らせてもらった。足底筋がしっかりしていそう。

6:53 下山開始。景色に見とれて写真をあまり撮っていなかった。( ´艸`) ビデオを撮っていたのでそこから取り込むことにする。

下っていく早月尾根。

ヨツバシオガマ

イワベンケイ

7:13 蟹の鋏

シコタンソウ

初めての出会い クモマグサ

ウサギギク

7:37 標高2800m道標を通過。

ダイモンジソウ

トウヤクリンドウ

クロトウヒレン

シラネニンジン

エゾシオガマ

ミソカワソウ

クルマユリ

オタカラコウの群生

ママハハコ

オヤマリンドウ

ミヤマキンポウゲとシナノキンバイ 違いをAIに教えてもらった。

1. 花弁の光沢:

  • ミヤマキンポウゲ:花弁にエナメル質のような光沢があります。
  • シナノキンバイ:花弁に光沢はありません。
2. 萼の有無:
  • ミヤマキンポウゲ:
    花を横や裏側から見ると、小さな緑色の萼が見えます。
  • シナノキンバイ:

    花を横や裏側から見ると、萼はなく、花弁が直接見えます。

3. 葉の形状:
  • ミヤマキンバイ:

    葉は3小葉からなり、小葉は卵形で縁に深い鋸歯があります。

  • シナノキンバイ:

    葉は掌状に深く切れ込み、裂片はさらに細かく裂けています。

その他:
  • 花弁の枚数:

    ミヤマキンポウゲの花弁は5枚、シナノキンバイの花弁は5~7枚です。

  • 花の大きさ:

    シナノキンバイはミヤマキンポウゲよりも少し大きめの花をつけます。

ミソカワソウ

8:36 傾斜も緩くなってきた。

下に早月小屋が見える。

8:42 標高2400m道標を通過。

9:07 同行していただいたS木さんと到着の儀式。

後片付けをしながら、昼食を準備。完全カレーメシで。

10:05 テント場を出発。この時間帯ではガスが上がって何も見えない状態に。

この尾根で初めてキヌガサソウに出会った。

ミツバオウーレンの群生。

10:27 池塘を通過。

10:35 標高2000m道標を通過。

10:50 三角点を通過。

アカモノがもう赤い実になっている。

11:02 標高1800m道標を通過。

11:25 標高1600m道標を通過。

11:39 標高1400m道標を通過。

オオカメノキ まだ花が咲いていた。

12:14 朽ちた立山杉を通過。この後傾斜が緩くなっていく。

12:26 標高1000m道標のある松尾平を通過。

12:39 ここから一気に下っていく。

12:49 登山口に到着。「試練と憧れ」の前で記念撮影。S木さんに撮ってもらいました。ここまで同行していただきありがとうございました。

 

“夏山最盛期にテント持参で剱岳へ  サブザックで剱岳アタック 素晴らしい眺望に感動 今年もシコタンソウに出会えた!” への4件の返信

  1. 天狗蔵君から、今度の土日に赤木沢へ行こうとの誘いがあり、日曜日の早朝から1day山行してきます。今年のように天候が安定していると、沢登りに行きたくなります。岩魚は釣らない予定です。

  2. この間は大変お世話になり
    ありがとうございました。
    おかげさまで高山植物にも
    少しですが興味がわいてきました。
    ブログ色々参考にさせて頂きます。

  3. S木さんコメントありがとうございます。
    剱岳の後も精力的に山に行っているんでしょうね。私は、テントをもって2泊3日の山行を予定していたのですが、父親のアクシデントで日帰りしか行けなくなり、モチベーションが下がっています。その分近くの渓流で岩魚と遊んでいます。これもまた楽しいです。

redbaron へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です